居抜き関連用語集|か行
-
解約予告
契約期間内、終了時での契約解除を申し入れる事。一般的には3~6ヶ月前での予告になる。
-
瑕疵担保責任
瑕疵とは傷とか欠陥の事。
目的物に通常では気付かない欠陥があった場合には売主が責任を負わなければならない。
取引をした物に瑕疵(欠陥)がある場合、それを提供した者がその瑕疵に対して負う賠償責任のこと。
不動産(土地/建物)の契約においては瑕疵担保責任を免除しない場合もあるが、動産物である造作の譲渡については 瑕疵担保責任を免除する特約を付けることが一般的となる。
当社の物件において締結される「資産譲渡契約」にも、瑕疵担保責任を追わない特約がされており、造作が譲渡されてから、その造作に何らかの瑕疵がある場合も売り手である旧テナントや当社は責任を負わない。
よって、購入者のテナント側の責任と費用で修繕等の対応をすることが必要となる。 -
加盟金
飲食業界で加盟金というと一般的にはフランチャイズ加盟する時にフランチャイズ本部へ支払う費用の事を言う。
-
価格弾力性
商品の売価と販売量の関係を示すもの。
一般的に商品に対して質よりも価格が重視される場合には売価設定を高くすれば販売量が下がる。 これは価格弾力性が高いといわれる。 -
客席回転率
来店客÷総客席数で算出される稼働率。
この数値が高いほど効率の良いお店と言われる。但し業態ごとに差があるので比較する際は同業態での比較になる。 -
共益費
建物の共用部分(通路・階段等)の管理維持に対して支払われる費用。家賃に含まれる場合もある。
-
キュービクル
変電設備(ボックス)のこと。
低圧の供給量が不足する場合( 3 0坪を超えるような場合)に設置が必要になる。 中にトランスが入っており、費用は数百万円程度かかる事も多い。 -
空中階
一般的にビルの3F以上を指す。
-
グランドメニュー
基本メニューの事。⇔季節メニュー、時間帯メニュー。
-
経年劣化
設備や機械等が年数の経過に伴い性能が低下する事。
-
グリーストラップ
厨房ででる排水に含まれる油分を分離処理する装置の事。
-
躯体
建築構造を支える骨組みにあたる部分のことで、通常は建物の内外装の仕上げと設備機器以外のものを指しますが、実務では「内装」に対して「建物」そのものを指す場合があります。
-
ケータリング
無店舗での移動式販売。惣菜、弁当、カフェ、パン屋等の業態に見られる形態。
-
契約面積
契約書に記載される賃貸借面積。但し、共有部分も含まれて掲載される場合があるので事前確認が必要。
-
建築確認通知書
役所発行の建物着工において建築確認の申請があった場合に関連法規に適合している事の通知書。
-
原価率
売価に対する食材費の比率。
-
建築協力金
建物・ビルを建築する場合に完成前に入居者がその割当を施主に預けるお金の事。一等地のビル、ロードサイドに多い。
-
原状回復費用
契約終了時に現状の状態に回復する費用。
賃貸借契約に記載されている場合が多く、現状の状態については「契約期間内における経年劣化の部分はそのまま返還」というのが通例。 -
現調
現場調査の略。対象物件の使用状況(インフラ設備、隣地境界等)の確認を行う事。
-
更新料
賃貸借契約を更新する際に貸主様へと支払う費用。通常、賃料の一か月分が多い。
-
小売消費額
一定の範囲内エリア内において、年間に小売業が販売する売上金額。これが高いほど商業性の高いエリアと言える。
-
固定費
売上の変動に関係なく出費される費用の事。家賃、リース代、減価償却費等が該当する。