活動・飲食ニュース

第四回:コロナ禍の影響による「駅別飲食店、今の状況は?」

エリアパトロール実施日時:6月12日(金)20時~21時(小雨)

 

1)赤羽駅

時 間:22:00~23:00
エリア:東口

駅前ロータリーにはかなりの数の人がおり、活気に溢れていました。
客引きや帰宅者もいますが、それらを差し引いても多くの人が集まっていました。
JRの高架下の店舗では、餃子の王将や文蔵(居酒屋)が好調で、客入りは7~8割程。
東口周辺の居酒屋と風俗店が集まるエリアでは、大吉・ブラックマーケット・桜商店・いいとこ鶏・博多劇場(全て居酒屋)や白頭山(焼肉)が好調でいずれも8割以上の客入りでした。
また、最も賑やかだったのが1番街周辺で、ダンダダン酒場・かぶら屋・串カツでんがな・やきとんあさちゃん・魚友・美鍋など大手チェーンから小規模店舗まで、8割~満席の客入りとなっていました。

繁盛店を挙げればキリが無い状態です。
逆に客入りが今一つなのは駅前の大通り沿いの30坪~の規模感のあるチェーン店と、ラーメンや牛丼など食事がメインの店舗で、路面・空中階問わず苦戦していました。

 

2)川崎駅

時 間:20:00~21:30
エリア:川崎駅東口、京急川崎周辺
※地下街(アゼリア通り)、商業施設のフードコートは除く

駅から徒歩5分圏内(いさご通りを境に駅寄り)は、サラリーマン、学生、20代~50代の男女と客層は幅広く、駅から5分以上の離れた場所は、元々の繁盛店は地元客で賑わいを見せる。
元々の繁盛店以外はノーゲストの店も多い。磯丸水産は駅から5分以上離れた場所は臨時休業しており、駅前店舗のみの営業。
仲見世通り、たちばな通りはキャッチがコロナ前と同様に出ており、客入りもコロナ前に戻っているように感じる。
また、中には客を外に待たせる店も見受けられる。
チネチッタ周辺は店内には客がいないが、テラス席のみ埋まっている店がある。
個人店の多いチネチッタ周辺の名画通りは新店、老舗含めて開けている店は7割以上の客入が目立つ。

【銀座街周辺の繁盛店】・焼肉ライク:満席、春日亭:満席・ほていちゃん:7割、丸大ホール:8割、魚炉魚炉:9割、フルミチ(立ち飲み):満席、元祖立ち飲み屋:満席、いきなりステーキ:満席
【銀柳街】・アカマル屋:7割、赤備(つけ麺):満席、三田製麺所:6割
【仲見世通り】・CONA:満席、圭助(牛タン):9割、肉寿司:5割、焼売のジョー:9割
【駅から5分以上離れた店】・ダンダダン酒場:7割、和食バル ひらめ:7割、筑前屋:8割、ふたご:満席、日乃屋カレー:8割、満うま(立ち飲み):満席
【たちばな通り】・すしざんまい:満席、塚田農場:5割、銀座ライオン:5割(1-2階店舗で2階を閉め、1階のみ営業だと満席)
【チネチッタ周辺】・串かつ でんがな:6割、すみれ:7割、キリンシティ:5割
【名画通り】・はれ晴れ(居酒屋):満席、おきがる煮(居酒屋):満席
【新川通り】・磯丸水産:7割、とんちゃん(やりとん):7割、野郎ラーメン:3割
【いさご通り】・串かつ田中:6割

 

3)池袋駅(東口:サンシャイン、60通り周辺)

時 間:18:50~20:50
ルート:池袋東口駅周辺~サンシャイン通り~サンシャイン60通り

【池袋東口、サンシャイン通り】
人通りは多め。学生、サラリーマンも多く見られるが、コロナ前との比較は、平日よりやや多いくらい。
駅に向かう人とサンシャイン側への比率は半々だが、通り沿いの飲食店客入りは5割以下。ウェンディーズ2階やQ PLAZAの飲食店を見るも、ほとんど集客できていない。
イケバル 1階 5割、フライデーズ2階 5割、居酒屋日本海 地下 1割、焼肉 ブラックホール 地下 1割

【サンシャイン60通り】
19時台の人通りは多かったが、視察中に雨が降り始め、人通りが3割ほど減少。駅方向へ向かう人が中心。
客引きが目立ち、集客できているのは、ラーメンやすべえ、中本、花田、とラーメンが目立つ。
きんくら、わんなどのチェーン店は2~3割の入店率。
時間を分けて人の流れを確認したが人通りと飲食店の客入が伴っておらず、20時を過ぎても居酒屋業態は空席が目立つ。天候の影響があるとはいえ、金曜日とは思えない様子だった。

 

4)自由が丘駅

時 間:20:00~21:30

【客層】
5~10名くらいのグループが多く、路面店は満席が多く人通りも回復している。
空中階は営業自粛している店も見受けられた。自由が丘デパートの空中階は1~2割の客入り。
駅近のメープル通り、しらかば通り、ヒロ通り、すずかけ通りの空中階は大手飲食店を始め6~7割の客入り。
業態による客入りの傾向はなかった。

【空中階】
金タレ:60%/やるき茶屋:50%/安安:60%/ハッケン酒場:70%/鳥貴族:80%/悪代官:70%/とんかつ一番:10%/サバラン:20%/麹の定食屋:10%/Quanantum:10%/パスタバルMIKIYAS:80%/ディプジョティ:60%/お好み焼き良:60%/Dins:40%/ラパウザ:10%/うまいもん酒場えこひいき:40%/土間土間:50%/比内邸:70%/サロン卵と私:70%

 

5)横浜駅

時 間:19:00~21:00

【高島(東口)】
人通り:コロナ前と変わらず、1階の満席率平均:コロナ前8割、客属性:ほぼビジネスマン
ほていちゃん8割/はなたれ6割/串兵衛満席/今一商店満席

【アソビル内】
平均して満席率5割、呑りすけ満席/牛味蔵満席/もうやんかれー6割

【南幸(西口~岡野町)】
人通り:コロナ前と変わらず、1階の満席率平均:コロナ前の8割、客層:ビジネスマン6割学生4割
肉寿司満席/DUMBO6割/楚々屋8割/蒙古タンメン中本満席/すしざんまい6割/太陽ホエール満席/磯丸水産8割(西口五番街店)/いち五郎満席/磯丸水産9割(パルナード店)/俺のフレンチ6割/天下一品6割/吉村家満席/パプリックスタンド1割/やきとりスタンダード満席/香港厨房満席

【鶴屋町】
人通り:コロナ前8割、1階の満席率平均:コロナ前8割、客層:ほぼビジネスマン
磯丸水産満席/串兵衛満席/HUB満席/横浜商店満席/町田商店7割/あけぼの食堂満席/はやし田2割/焼肉ライク5割/浜虎6割/青木鮮魚店6割

【全体の印象】
飲食店満席率は、1階のメイン導線は平均して8割くらいまで回復している。
副導線は6割ほど。空中階は平均して満席率4割ほど。メイン導線の人通りは鶴屋町が若干コロナ前と比べて少なかったが、南幸や高島エリアはコロナ前と変わらない。副導線は若干人通りが少ないが、繁盛店にはお客が入っている。
大衆居酒屋の業態は平均して客の入りが良い。

 

6)大船駅

時 間:20:00~21:00

業態および店舗展開の規模(チェーン店or個店)によらず、客入りが良く賑わっている店舗が多い。
路面店では、ノーゲスの店舗は見受けられず、コロナの影響から回復しつつあるように見られる。
下記、通り別の集客状況。

【駅前通り】
大船駅東口の駅前通り。帰宅する住民により人通りは多い。チェーン店が多く出店している。
串兵衛→満席、なお吉→満席、梟→満席、abc→満席、天下鳥→満席、バルシュ→8割、弥平(空中階)→満席、すき家、てんやなどの食事メインのチェーン店も5割ほどの客入り

【仲通商店街】
上記の駅前通りに平行して位置しており、飲食店のみでなくスーパーやドラッグストア、市場などが多く出店している大船のメイン通り。20時以降も人通りが多く、一本入った細道にも賑わっている人気店が多い。
大船ホルモンセンター→満席、ホームラン→満席、壱六家→満席、天下一品→満席、魚男→満席、串カツ田中→8割、てけてけ(空中階)→7割

【芸術館通り】
東口を出て、鎌倉芸術館方面へ伸びている大きな通り。チェーン店、老舗が多く立地している。
焼き鳥工房→満席、いちぜん→満席、亀松→満席、鳥貴族(空中階)→満席

【松竹通り】
大船駅から鎌倉女子大へと伸びている通り。かつて大船に松竹の撮影所があったことからこの通り名がついている。
繁華街エリアの最も北側に位置し、駅からは笹間口が近い。
大船やきとん→満席、王将→満席、キリンシティ→満席、鳥良商店→8割、牛角(空中階)→8割、神田商店(空中階)→8割

【繁華街南側の通り】
通り名はなく、人通りも上記の通りに比べて少ないが、臥薪、gatakigi 、赤ひげなどの人気店が多い。

いずれも21時時点で満席であった。

 

 

7)幡ヶ谷駅

時 間:19:00~20:00

【幡ヶ谷南側(甲州街道)】
サプライ(イタリアン):8割、コツ一丁ラーメン:10割、はたがや(焼肉):7割

【西原商店街】
すき家:4組(内テイクアウト客2組)、てっ平:4組、日高屋:5割、魚民(2階):3割、你好(餃子店、2階):満席、浜屋(居酒屋):8割、ミヤザキ商店:7割、駅前人通り/分:約30人

【幡ヶ谷北側(甲州街道)】
豚山:9割、牛繁:5割、松屋:2組、LUG:7割

【六号通商店街】
CONA:7割、鳥貴族:4割、安安(2階):4割、れんげ食堂:5割、鈴なり:満席
串猿:9割、人通り/分:約20人

駅前の北口南口から住宅街へ向かう人がほとんどでどこの通りも帰宅導線になっている。
駅へ向かう導線として一番多かったのが六号通商店街で学生の姿がある。
飲食する人たちは幅広くいるが特に多いのが30~50代が多く学生の姿は少なかった。
チェーン店のファストフード業態は集客が少なく、居酒屋、イタリアン、焼肉業態などの集客が目立っていた。

 

8)下北沢駅

時 間:19:30~21:30
エリア:東口(旧北口)、南西口(旧南口)

コロナ前の金曜日と比較して駅前の待ち合わせ数は半分以下、各商店街の人通りは8割ほど。
客層は20-40代迄が中心で仕事帰りの私服姿の20-30代中心で、ワイシャツ姿の20-30代が3割、40代以上は1割にも満たない状況。通り別では南口商店街が一番多くの人通りがあり、次いであずま通り、一番少ないのは一番街ですが、繁盛店はしっかり集客できていました。
途中小雨が降って来ましたが、人通りは時間が立つほど若干ですが増えてます。21:30時点での東口広場での待ち合わせ数は30人未満でした。あと、カラオケは全店営業再開しています。ライブハウス系は休業中でした。
以下、各出口別、通り別の客入り状況です。

※駅ナカ、シモキタエキウエ(2階)
香家4組/シュマッツ5組/スタバ7割/タイ料理研究所 満席/KIKUノーゲスト/GORILLA(2階)3組

★東口(旧北口)、※( )は上階又は地下店舗

①広場周辺
下北沢バル(2階)5割/ダンダダン酒場 満席/赤から(2階)1組/とんこつらぁ麺1組/シモキタフロント/ゴン茶3組/猿田彦珈琲2組/GOZO1組
②一番街
大庄水産2割/ヴァベーネ満席/ふたご5割/一心ノーゲスト/エイトバーガー1組/モス4組/レインボー6割/克ッ下北沢満席/こはぜ珈琲1組/せっちゃん満席/酒ト飯8割/ちちんぷいぷい9割/牛繁満席/うぶ(2階)3組/UBUTAKO満席/どんたく7割/下北沢応援団5割/カレー食堂心 満席/グレヴィ餃子満席/もつや長光満席

【北口駅前通り周辺】
虹curry食堂2組/セガブレード5組/バーンキラオ(2階)満席/パンコントマテ2組/牛角(2階)満席/タパスタパス4割/ルモンド1組/ドッグベリー2割/スタバ2割/とろける大人のハンバーグ3組
③あずま通り
YAZAWA5割/インドカレー1組/とりばか5割/串カツ田中(2階)6割/陣太鼓(2階)満席
ざこや8割/肉人7割/肉bon4組/にしんば9割
ブッチャーズバル2組/珉亭2組/大樹苑(2階)3割/プロパガンダ2割/得々5割/しずる3組

★南西口(旧南口)、※( )は上階又は地下店舗

①南口商店街
ガスト(2階)6割/一軒め酒場(2階)6割/肉力屋8割/西田屋8割/なんばん亭(2階)3割/ごちそうとん汁2組/燈8割/鳥貴族(地下、2階)共に5割/焼肉屋マルキ8割/東京夢酒場(2階)5割/銀だこ大衆酒場5割/丸亀製麺5組/ステーキ松(2階)2組/玉金(2階)9割/ゆくてぃ屋7割/そると2組/夏火鉢8割/とりとん7割/とりを3割/とぶさかな6割
②ピュアロード
やきとりてっちゃ4割/がブリチキン5割/魚真8割
③代沢共栄会
王将6割/三日月ロック(2階)4割/れんげ食堂3割/串かつでんがな5割/都夏5割/ととしぐれ5割

 

9)明大前駅

時 間:19:00~20:00
ルート:北側:駅周辺~甲州街道/南側:線路沿い~松原大山通り

【南側】
北側に比べて飲食店の数は少なく、すぐに住宅街となる。帰宅してると思われる人ばかりで、飲食店はどこも賑わいがない。駅近くのはなの舞や、ガストでさえ2~3割の入り。
鳥メロは閉店したのか休業中なのか分からないが、閉まっていた。明大前も大箱店舗は他の街と同じように入ってない。松原大山通り沿いには、小箱の個店がいくつかあるが、どこも賑わいは無し。
飲食店の客層としては、30代以上と思わしき、私服の地元民風が殆ど。

【北側】
明治大学のおかげで、学生が多い。オフィス街や繁華街とは全く違うが、人の流れは絶えない。
飲食店の客層も、学生7割、その他3割といった所。供給過多であるラーメン屋は、時間のせいなのか、どこも入りは悪い。チェーン展開しているお店が閉店していた。
そんな中、きびだけが繁盛していた。居酒屋・焼肉屋に関しては、どこもある程度は入っている。ほぼ満席の店は、ダンダダン酒場、串カツ田中、魚酎。
昔ながらの古い居酒屋や、寿司屋も入りが悪い。

【まとめ】
やはり圧倒的に学生や若者が多い。サラリーマンはいない訳ではないが、オフィス街のような40代以上のようなグループは見かけない。
明大前の特徴として、グループ客が多い。10名以上のグループもあった。席数を減らしてる飲食店もなく、また大人数客もそこら中にいて、そのような意味でコロナの影響を感じなかった。

近隣から来てるのか、自転車で来てお店に入る人もいる。その辺りは都心部とは雰囲気が全く違う。
また、低層地域の為、高い建物が皆無で、殆どの飲食店が路面店とり、路面以外の飲食店はほぼない。飲食店の客引きに聞いた所、ほぼコロナ前の水準まで人は戻ったとの事。

 

10)仙川駅

時 間:20:00~21:00

<繁盛店舗>
【ハーモニーロード】
店名:せい家、約20席/客入り状況→9割程、客層:サラリーマン

【日向通りから松原通りに出る路地】
店名:ネマル(居酒屋)、約36席/客入り状況→9割程、客層:若い女性、サラリーマン
店名:きくや(居酒屋)、約50席/客入り状況→8割、客層:サラリーマン

【まとめ】
20:00~21:00の時間帯の人通りは、帰宅してる人がほとんどでしたが、駅出口で待ち合わせをしている人も見受けられました。商業ビルが駅前にありますがこの時間帯はファミリー層を見受けられませんでした。
商店街の通り駅前にガールズバーの客引き、キャッチも見受けられました。ハーモニーロードや日向通りの人通りは少ないように見えましたが、1階の店舗であれば店内に客が入っている印象でした。
2階店舗の店内を見ましたが客入り状況は3割程度。カウンター席はほとんどの店舗が空席の状況でした。
ですが繁盛している店舗は、カウンター席も隣客との間はなく、埋まっている状況でした。
店内の客層ですが、20代~30代のサラリーマンや女性、大学生等、若い層が多い印象を受けました。

 

11)武蔵小杉駅~新丸子駅

時 間:20:30~21:30
エリア:武蔵小杉南口、北口~新丸子
営業中店舗:9割

武蔵小杉のメインとなる南口のセンターロード小杉付近は、満席とまではいかなくとも、8割以上入っている店が目立ちます。北口側は人通りこそ多くありませんが、南部沿線道路沿いの串かつ田中やがブリチキンは人の入りがあります。新丸子に向けての高架下は駅からやや離れているにも関わらず、南部沿線以上の人の入りが見受けられました。
ここは私服の若い層が多く、近隣の人が使用している率が高いと予測しました。

土地柄もあるのか、大衆的な居酒屋ではない、バル系やイタリアン系の店が繁盛しているのは特性として考えられのではないかと思います。また、他の駅では苦戦が、多い広い店にもそれなりの集客ができております。

【センターロード小杉】
ジンギスカンどぅー9割、焼辰8割、磯丸水産7割、その他5割前後

【武蔵小杉~元住吉高架下】
publichouce待ち1組、asian bistro dai7割、ushihachi8割、南部沿線道路、串かつ田中7割、がブリチキン9割

【武蔵小杉~新丸子高架下付近】
nature market7割、ones kitchen9割、えんがわ6割、くろがね7割

 

12)中野坂上駅

時 間:20:15~21:15

【青梅街道沿い】
松屋 男性一人客2組 1割、松のや 男性一人客5組で、3割、らあめん花月 男女一人客5組、2割、CoCo壱 男女一人客6組 4割、魚の平田屋 本館、別館ともに満席、目利きの銀次 3組 2割、2階の山内農業は4組 2割、Ginsai 1組のみ、立呑屋じゃんだら 満席、大竹餃子 男女2組が多く、9割。

【山手通り沿い】
文蔵 ビジネスマンが多く、5割、DONA 男女の2組が入っており、5割、カルビ亭 ビジネスマンが多く、7割、六味膳食 3-4人組が多く、8割、なかむら 40代の男女が3組 3割、モスバーガーはノーゲス。
時間的に、人通りは帰宅するビジネスマンが多い。
山手通りよりも青梅街道の方が歩いてる人は多い。中野坂上駅から新中野方面に行く人がほとんどでした。

 

13)東陽町駅

時 間:18:00~19:30

18:00~19:30まで四ツ目通り、永代通りの交差点を中心に1番出口~5番出口付近の大通り、裏路地の飲食店の客入りを調査。四ツ目通り、永代通りは18:00~19:30にかけて常時帰宅するオフィスワーカーでかなりの通行量になっていた。しかし、飲食店の集客は比例しておらず、裏路地にある博多劇場こそ地域一番店で18:30頃からほぼ満席だが、その他店舗は1割~3割程度の集客。平常時ではテイクアウトをやっていない店のテイクアウト販売が目立ったが、あまり売れていない。金曜日の夜ということを鑑みると、やはり街全体で平常時に比べて飲食店の客入りは2割程度。
すき家やケンタッキーなどのチェーンもランチ時こそ賑わっているが、ディナー時はガラガラの状態。

 

14)王子駅

時 間:18:30~20:00

JRの北口から出て線路の北東方面を中心にエリア視察を行いました。
都心から近く、住まれている方も多くいるエリアという事もあり、習い事帰りと思われる親子が多く飲食店にも家族連れが多く見られました。また、餃子の王将などテイクアウトが出来る店舗には行列も出来ており繁盛しておりました。
居酒屋系ですと大衆系の居酒屋が繁盛しており年齢層は30代40代位の客層がメインでした。ラーメン屋やファーストフード系のお店は1,2割程度の入りでした。また、まだ1割位の飲食店は営業再開しておらず営業時間も22時までのお店が多くありました。

★繁盛店
【銀だこ大衆酒場】
業態:居酒屋、客層:20~40代会社帰りの方や、男女比率半々、満席率:満席、テイクアウトの待ちも有
【宮島】
業態:お好み焼、鉄板焼き、客層:40~60代の男性、家族連れ、満席率:80%位
【串かつでんがな】
業態:串かつ、客層:30~60代のビジネスマン、男性6割女性4割、満席率:80%位
【餃子の王将】
業態:餃子、中華、客層:30~60代男性1人、家族連れ、満席率:80%位、テイクアウト待ち3組

★その他(空中階、地下店舗)
【しゃぶ葉】※4階
業態:居酒屋、客層:20代、30代の若い男女グループ、家族連れ、満席率:60%位
【さかなや道場】※2階3階
業態:居酒屋、客層:30~40代男性グループ、満席率:20%位
【てけてけ】※地下1階
業態:居酒屋、客層:30~40代男性グループ、満席率:20%位

 

15)西国分寺駅

時 間:19:30~20:30
場 所:北口、南口

【飲食店客入り状況】
・肉汁餃子製作所(南口)、満席率90% 客層:ビジネスマン
・ロッテリア(南口)、満席率70%    客層:ビジネスマン、学生
・まるひで(南口)、満席率70%    客層:ビジネスマン
・OSTERIA(北口) 、満席率30%    客層:ビジネスマン
・ムタヒロ(北口)、利用客3名

バスロータリー側の南口は、居酒屋、チェーン店共に集客は多く、店内も賑わっていました。
一方北口方面の店舗は利用客が少ない様子でした。急な雨のせいか傘を持っていない通行人も多かったことを考えると、アーケードがある北口の集客に繋がっているかもしれません。

 

16)三鷹駅

時 間:19:30~20:30

【改札】18時30分時点で乗降客比率は1:1程度
【北側】ロータリーを中心に 左右上への進み具合1:1→後にバス停の分布による事が判明。
【中央大通り】バス通りになっており、両側にはドラッグストアなど物販店が多い
【文化会館通り】北にある横河電機・横河ソリューションからの帰宅者が多い。チェーン店を中心に飲食店が多い。 モンテローザ本社ビル前では呼び込み、持ち帰りに力を入れているも、入店率低い
【八丁通り】1本南にある路地、10坪未満の店舗が5、6店舗は全て4割入
【線路沿い】かぶら屋は20時で5割入
【南側】ペデストリアンデッキにより中央通りに進む人と郵便局方面に進む人で別れている→こちらも利用バス停の分布が影響
【西銀座通り】人通りは少ないが、角打ち酒場8割入り
【中央通り】南北合わせて最も人通りがあり、チェーン系飲食店も多い→入店率は低く、大箱のチェーン店は2~3割程度の入店率

【総評】
北側、南側共に20坪未満への入店率が高い。服装や手荷物からは地元の方と推測します。但し、駅からのバス帰宅ニーズが高く、駅構内のSCにて惣菜の持帰り購入率も高かった。

 

17)浅草橋駅

JRの東口周辺から江戸通りにかけての人通りは多く、ほとんどがサラリーマンでした。
飲食店の状況は、東口の江戸通り近くの飲食店のなかでは「串カツ田中」「中華料理水新菜館」、また江戸通りから少しはいった人通りの少ない通りにある「福林」など居酒屋業態は総じて7割以上の集客がありました。

しかし江戸通り沿いの空中階の居酒屋は2割程度しか集客しかなく、やはり路面店が優勢な状況でありました。

またJR高架下周辺の居酒屋業態もほぼ7割以上の集客があり、週末ということを差し引いてもかなり賑やかなエリアでありました。
そのなかでも、「ガブリチキン」と「かぶら屋」はまだ営業自粛中の貼り紙が張っており閉店しておりました。
また居酒屋業態に限らず、イタリアンバルなどは若いカップルなどでほぼ満席の状況で、サラリーマン受けする低単価の居酒屋だけが繁盛しているわけではないこともわかりました。

また反対口の西口周辺の飲食店は、おなじ大衆居酒屋であるにも関わらず、東口よりは客数も少なく盛り上がりにはかけておりましたが、「餃子の王将」では店内満席で外にはテイクアウトを待つお客様が列をなしており、テイクアウトの需要もまだまだ続きそうな様子が伺えました。

 

18)日暮里駅

時 間:19:15~20:15

【人通り】
全体的に疎らです。出口すぐの広場にはまったく人がいなく、帰宅する人が数人見えるのみです。尾久橋通り、中央通り、あやめ通りなど、主要な通りはどこも同じような様子でした。

【飲食店舗の状況】
満席の店舗は殆どがチェーン店です。チェーン店以外で繁盛していた店舗は2店舗のみでした。以下、繁盛店と客入り状況をまとめます。
<B1F~2Fの店舗>
【鳥貴族】2F 待ち3組、【ASAHI屋】満席、【ミライザカ】2F 待ち2組、【maru】満席、【ふたご】満席、【焼鳥日高】満席
<3F~の店舗>

【NIJYU-MARU】満席、待ち有り、【金蔵】満席、待ち30分程

空中階の店舗も待ちがあり、ビル1階のエレベーター前には行列が目立ちました。
チェーン店はほとんどが入店待ちをしている店舗ばかりでした。逆に、個人の店舗は常連客が2、3人入っている店舗がいくつかある程度で、満席の店舗は少ない現状です。
西口はそもそも飲食店がないですが、<そば川村>は店内満席。満席の店舗は見られましたが、チェーン店に限られていることと人通りが少ないことを考えると、まだ完全に人は戻っているとは言えません。もう少し人通りが戻ってくれば、個人の店舗も客足が良くなってくると思います。

 

19)新井薬師前駅

新井薬師前のエリアPにて参道、南口再開発エリア、あいロードの視察を行いました。

【参道北側】
人通りは普段の7割程度、飲食店が少ないエリアたが、二極化が激しく、牛繁は客入り半分、その他はノーゲスから3割程度であった。帰宅導線上にスーパーがあるため、利用する客が多いように感じる。

【南口再開発エリア】
ほぼ通常通りの印象。駒鳥、大番、ryoma、かぶら屋は全て8割以上は入っていた。人通りに関しては普段の7割程度の流れであった。また、再開発エリア外ギリギリのところで、松屋様がカレー業態の店舗を施工中であった。

【参道南側】
休業している店舗が非常に多い。人通りは7割程度。だが、福しん様を始め、営業しているお店は5割強は客入りがあった。新井一丁目方面は単身向け住居が増えるため、気にせず飲食店を利用する層が多いと考えられる。

【あいロード商店街】
途中で雨が降り始めた為、同条件ではないが人通りは普段の半分程度、しかし十七番地様、もつ焼きエンジン様等は客入り7割程度であった。早稲田通り迄出ると中野の商圏と考えるが、普段の週末より少し客入りが少ない程度と、コロナの影響は大きく感じない。

 

20)平井駅

時 間:19:00~20:15
エリア:南口再開発エリア、あいロード

若者が多く人通りはあるが、全体的に客入りは弱く、路面店で賑わっている店はかぶら屋くらい。
又、常連客の多いメイン区画から外れた個人店は8割程の店も多々見受けられた。

【南口】
平井駅通りは周辺住民で人通り自体はあるが、通り沿い店舗への客入りはほぼ無く、松屋も客が0状態。
空中階の牛繁や目利きの銀次等も約2割程。通りから外れた個人店はほぼ満席も見受けられた。
【北口】
駅前ロータリーには人が溜まっており、若者が多い印象。
南口に比べチェーン店の客入りも全体的に有り、かぶら屋は9割程埋まっていた。

 

21)錦糸町駅(北口)

時 間:19:30~20:30
飲食店が集中する四ツ目通り(駅東側を縦断する通り)と北斎通り(北口目の前を横断する通り)から蔵前橋通り(北側約500mを横断する通り)までの状況を主に調査しました。

【通行量、通行人属性】
人通りは多く、駅前だけでなく北側の商店街に入っても一定の人通りがありました。帰宅中のビジネスマンが主な属性です。金曜日の夜ということもあり、若者の姿も多く、全体的に活気がある印象でした。

【店舗の客入り状況】
ほとんどの店が通常営業を行っており、満席率5-60%を越える店が多く、平常時の週末に近い客入り状況でした。ただし、ファミリー層の客入りは数える程しか確認できず、この点においては多少の影響が残っている模様でした。
主な繁盛店は以下になります。

・ひむろ/ラーメン、満席率:7-80%、客層:ビジネスマン、地元客
・粋/立ち飲み居酒屋、満席率:90%、客層:ビジネスマン
・なりたけ/ラーメン、満席率:90%、客層:地元客、カップル、若年層
・馬力/居酒屋、満席率:80%、客層:ビジネスマン
・ひない/居酒屋、満席率:80%、客層:ビジネスマン、地元客
・のんき/居酒屋、満席率:80%、客層:カップル、ビジネスマン
・バルバル/バル、満席率/80%、客層:カップル、若年層

 

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← 第三回:エリアパトロール(6/9)

 



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