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第三回:コロナ禍の影響による「駅別飲食店、今の状況は?」
2020.06.10
エリアにより様々ですが、ご興味のある「〇〇駅の今は、こうなっている!」という実態を把握して頂ければ幸いです。
しばらくは、定期的に発信していきます。
第三回
エリアパトロール実施日時:6月9日(火)19時~21時(晴れ)
1)上野駅~御徒町駅
時間帯:19:00~21:00
ルート:上野アメ横、中通り~駅前通り~上野御徒町中央通り、ユースロード~御徒町高架下周辺~珊瑚、サファイア、ルビーストリート~中央通り、春日通り
【アメ横、中通り】
人通りは疎ら。足どりが早く駅へ向かう通行人がメイン。
ケバブや居酒屋もほとんど集客できていない。上野駅前のプロントも休業しており、物販、海産物店が多い昼メインの通りだが、いつも以上に暗い。
もへじのみが満席(1階)
【駅前通り、御徒町中央通り、ユースロード】
繁盛店舗が高架下、駅前通りの北側に集中。大統領、ヤリ串、ほていちゃん、浜ちゃん、焼鳥呑む三、かのやなどコロナを感じさせない賑わい。
客層もサラリーマン20代~50代すぎから、カップル、20~30代3~4名の複数客まで多種多様。
通りの南側(御徒町方向)に近づくにつれ、店舗の客入が悪くなり、一極集中になっている。
また、同じ屋号のドミナント出店店舗でも、たきおかや、活鮮市場など一極集中エリアから離れると、客入は全体の2割程度と全く違っていた。
中央通りやユースロードの個店は軒並み集客出来ておらず、1組、2組の店が多い。
【御徒町駅周辺高架下、珊瑚、サファイア、ルビーストリート】
駅周辺は人通りもさほど多くなく、高架下の飲食店も客入は5割程度。繁盛店舗は居酒屋のマルハ酒場と大衆ジンギスカンのラムちゃん。
コロナ前は平日でも賑わっていたが、全体的に集客が落ちていた。またラーメン横丁は全ての店で客がほとんどいない。
高架下以外は蕎麦屋、居酒屋、火鍋など幾つか店舗が点在しているが、ほとんど3割以下で人通りも少ない。
すき家、てんや、日乃屋カレーは2割程度で空席が目立つ。
【今回のエリア視察で感じたことは】
先日の国交省からの道路規制緩和に伴ってなのか、密接を防ぐ為店内のカウンター席を使わずに、外に簡易テーブルと椅子を設置して集客している店が、繁盛店舗で複数見受けられたこと。
店舗周辺も賑わい、人が人を呼んでいる雰囲気が出ています。飲食店の客層は日本人が多く、外国籍は全くと言って良いほど見受けられません。
今までインバウンドで集客を上げてきたお店は、コロナの影響をたぶんに受けているようですが、街としては集客出来ているエリアがあることも事実なので、これからは店舗の集客方法によっては、今以上に差が生まれるかもしれないと感じました。
2)笹塚駅
時間帯:19:30~20:30
ルート:北口は駅周りから甲州街道沿いを南口は観音通りを主に視察
【北口】
駅の北側から甲州街道周辺を視察しました。
人通りはありますが、帰宅者が殆どで、真っ直ぐに駅又は住宅街に向かう方が多かったです。
居酒屋よりもラーメンやカレーなど食事中心のテナントが多いエリアですが、客入りは1~3割程のテナントが殆ど。
唯一、ラーメン屋豪快が満席となっており、平常時と変わらない人気でした。
豪快の左隣のふたごも、満席まではいかずも7割程の客入り。
また、甲州街道沿いのパチンコ店の客入りは3割程と少なく、周辺のテナントの集客と比例しています。
【南口】
観音通りを中心に視察しました。北口よりも営業している居酒屋の件数は多かったですが、客入りはテナントによってかなりの差がありました。
エビス参、さささのさ、御厨、かなう(全て居酒屋)の4店舗が全て8割~満席の客入りで、他は0~2割程と店舗毎にかなりの差がありました。客層は見た目20代の若い層が中心。南北共に以前から繁盛している店が支持されているようです。
3)白楽駅
時間帯:20:00~21:00
白楽エリアの人通りに関しては、コロナ以前と比べてもあまり変わらず、駅からの帰宅者の人通りがほとんどでした。
時間が遅いこともあって、六角橋商店街沿いの小売店などはほとんど閉店しており、開いているのは飲食店くらいだったが、全体的に客入りは少なめで、特に、チェーン居酒屋である串カツまるりゅうは、ノーゲス。本陣串や2割程度。
しかし、その中でも人気店の[鳥作][末廣家]はそれぞれ8割9割の客入りで繁盛しており、[らーめん豚山]や[美珍]なども6割~の客入りで、その他個人系の居酒屋なども3~5割程度の客入りだっため、コロナ前と比べても、火曜日ということを考えると、飲食店への影響はあまり出ていないように感じた。
4)小伝馬町駅
時間帯:19:15~20:30
全体的に人通りはコロナ前とほぼ同じ位までは戻っているように感じましたが、勤務先から駅に直帰する方が多く飲食店の入りとしてはまだ戻りきっていないと思われます。
その中でも江戸通り沿いにある【鳥番長】や小伝馬町の交差点近くの【高しな】、交差点裏の【串屋横丁】などは、満席近く入っており繁盛していました。ただ、引きは早く20時を過ぎると店を出る方もおり、2回転目までは無いように感じました。
業態としては単価の安い業態は入ってる傾向にありますが、単価が高めの店やイタリアンやバル系はそこまで戻りきっていないようでした。また、すき屋、CoCo壱番屋、吉野家などは、ほぼテイクアウト客のみでした。
★繁盛店
【鳥番長】業態:焼鳥、客層:40~60代のビジネスマン、ほぼ男性、満席率:80%位
【高しな】業態:焼鳥、客層:40~60代のビジネスマン、男性6割女性4割、満席率:80%位
【串屋横丁】※小伝馬町1号店、業態:もつ焼き、客層:30~60代のビジネスマン、男性6割女性4割、満席率:80%位
※小伝馬町の交差点にある2号店は4割位の入りでした
★その他
【すき屋】業態:牛丼、客層:男性のみ、満席率:2組のみ
【にくのすけ】業態:居酒屋、満席率:客おらず
【博多どんたく】業態:居酒屋、客層:30~40代男性、家族連れ1組、満席率:40%位
【鳥貴族】※小伝馬町交差点そばのビル4階、業態:居酒屋、客層:40代位の男性ビジネスマン、満席率:10~20%位
5)新宿三丁目駅(末広通り周辺)
時間帯:18:45~19:45
【人通り】
明治通沿いと新宿通り沿いは帰宅者が多いが、末広通り、要通りは居酒屋目当てで歩いている人が多数見受けられる。18時45分
時点では、私服の人しか見受けられないが、19時過ぎからサラリーマンが増えてきている。多くの店舗が販促を出している。
【飲食店客入り状態】
店内飲食しているは少なく、ほとんどの飲食店が路面に客席を作っており、そこには客が入ってはいるが、店内飲食は無し。空中階は1-2組程度で客入りは無し。客層はサラリーマンをよりも私服の人が多く、若年層から中年層がメイン。大衆系の居酒屋に繁盛店がおおく、イタリアなどの店舗には客入り無し。
【繁盛店】
cona、nico、串カツ田中、ホルモン横丁、希望軒、nico2号店
6)津田沼駅(北側/南側)
時間帯:19:30~21:00
【改札(1箇所)】
19:30:北側へ6割、南側には4割、20:45:北側へ7割、南側へ3割、※遅くなる程、帰宅者(乗換者)の降車増加
【①北口繁盛店】
<ぶらり北通り>
帰宅導線の為、人通りがあっても 商業施設や飲食店に入る人は少ない。入店はあっても2、3組まで。北通りを西に入ると入店率の高い店が点在。きんちゃん家:5割入り、博多劇場:7割入り 、本田商店:4割入り、牛繁:4割入り、※参考:村さ来の新業態(セルフの立飲み):客無し
<ぶらり東通り>
京成線への乗り換え導線でもある為、人通りは多い。新津田沼駅周辺でのファストサービス店は賑わっていた。
すた丼:7割入り、松屋:9割入り、※ほぼビジネスマン、OL
【②南口繁盛店】
当日、当該時間には確認出来ず。
<まろにえ通り>
この時間は人通りなし。駅からのペデストリアンデッキにより、文化ホールへの流れがメイン。デッキ下の飲食店は入店1割未満。
7)立川駅(南口~すずらん通り)
時間帯:19:30~20:30
【通行量】
駅利用客も多く、南口から飲食店方面への通行量も多い状況。周辺飲食店の方にヒアリングを行いましたが、通行量自体はかなり戻ってきているが、飲食店利用客はまだまだ戻ってきていないとのことでした。すずらん通りは通行量も一定はありましたが、通り中に入るとほとんど人がいない状況でした。
【飲食店客入り状況】
・とりいちず、満席率100% 客層:ビジネスマン、学生
・らーめんチキント、満席率100% 客層:ビジネスマン、学生
・焼肉ライク、満席率70% 客層:ビジネスマン、学生
・日高屋、満席率50% 客層:ビジネスマン
・松屋、2組利用 客層:ビジネスマン
6月8日にオープンした、とりいちずは、満席で外で待つ人もでていました。ビジネスマンと学生の利用を取り込めているところは、きちんと集客ができている傾向でした。一方でメイン通りから1本中に入ると、通りはほとんどなく、個人店舗の小さい居酒屋はノーゲストでした。
8)本郷三丁目駅
時間帯:19:45~20:45
商圏が狭いのでメインの春日通りと本郷通りの飲食店の入りと人気店を重点的に調査。火曜日夜の時間帯ではあるが特に人が少ない印象はなく通常通り。
春日通りと本郷通り沿いの店に飲食店の利用者が集まっている。サラリーマンが中心に利用。人気店は5割以上の満席率を保っているが、それ以外は1~3割程度の客入り。
ねむ留(ラーメン店)30%、CoCo壱10%、日乃屋10%、晋作50%、やよい軒10%、スターバックス30%、ガブリチキン50%、我流担々麺50%、スペイン酒場10%、ピアンタ70%、松屋10%、加賀屋50%
9)大塚駅(北口/南口)
時間帯:19:30~20:30
<繁盛店舗>
【北口】
店名:喜多方ラーメン、約20席/客入り状況→9割程、客層:家族連れ、サラリーマン
店名:ふたご、約28席/客入り状況→7割程、客層:若い女性(大学生)、サラリーマン
【南口】
店名:ときわ食堂、約80席/客入り状況→9割程、客層:サラリーマン、女性、(比較若い客層)
店名:串カツ田中、約55席/客入り状況→8割程、客層:サラリーマン
<まとめ>
【北口】
南口と比べると人通りは少ないが、駅前付近の喜多方ラーメンには9約割と、ほぼ満席近く繁盛していました。団体というよりも、2人組や若いカップル等が見受けられました。
【南口】
広場に待ち合わせの人が多く見受けられました。北口と比べると南口方面に向かう人通りが多く、飲食店の客入り状況もよいと感じます。
サンモール大塚商店街も飲食店を探す2人組の客やサラリーマンも見受けられました。南大塚通りの人通りは一見少ないが、駅から徒歩4分の店名:(ときわ食堂)の客入り状況は約9割とほぼ満席に近く繁盛していました。都営南大塚団地付近にはタクシーや一般車が近くに車を止め、店舗に入る様子が見受けられました。全体的に見ると、ノーゲスの店舗もありましたが、近くでは繁盛している店舗もあるため、比較的、北口も南口も賑わっている印象を受けました。
10)秋葉原駅
【ジャンク通り】
春日亭:9割、アルバ:ノーゲスト、油そばぶらぶら:ノーゲスト、田中そば:1組、肉汁麺ススム:1割、人通り/分:約10人
【中央通り(西側)】
モスバーガー:2組、天下一品:2割、博多風龍:1組、小諸そば:2割、人通り/分:約25人
【中央通り(東側)】
カールスジュニア:2割、てんや:2組、上等カレー:4割、日高屋:3割、人通り/分:約15人
【昭和通り】
ごっつ:6割、なぜそばにラー油を入れるのか:2割、はなまるうどん:2割、松屋:5割、壱角家:3割、パンチョ:1組、C&C:2組、幸楽苑:3割、CoCo壱:5割、人通り/分:約15人
【神田明神通り】
吉野家:3割、かつや:8割、日高屋:4割、人通り/分:約20人、客層:サラリーマン、OL
【清美通り】
麺屋武蔵:満席、串カツ田中:4割、とら八:4割、四文屋:8割、やきとん元気:満席
【高架下付近(昭和通り側)】
養老乃瀧:3割、新時代:7割、やきとん元気:満席、金子屋:9割
高架下付近(昭和通り側)、清美通り辺りはサラリーマン、OLの客層がメインで満席率が7割を超えているお店が多かったです。逆に中央通り、ジャンク通り辺りは通常だと観光客の人通りが多いため、飲食店の集客としてはかなり減少していました。
周辺を歩いている人はお店へ入店というよりも、帰宅導線として利用している人が多かったです。
11)船橋駅(南口)
時間帯:19:15~20:40
エリア:船橋南口、駅前通り、山口横丁、仲通り商店街、本町通り
駅前の人通りは平常時の8割程度。閉めている店舗は全体的に見ても運営者=建物所有者の店舗数件及び山口横丁に面する大箱の居酒屋以外は営業開始しており、閉店時間は22:00とするところが多い。元々の人気店は8割程度まで客足が戻っている印象。
立ち飲み等の小規模店舗も8割~満席の店も多く見受けられたが、本町通りに関しては人通り、客入り共にこれまでの3割程度。山口横丁、仲通り商店街の店舗では入口ドアを全て外してオープンにして営業したり、店頭での弁当販売やテイクアウト、居酒屋での夜営業中の定食をはじめる等それぞれ新たな対策を考えていた。
以下、通り別の客入り状況
【駅前通り】
もとび(1人焼肉):8割、一頂(ラーメン):7割、かつや:6割
【山口横丁】
一九(居酒屋):9割、862(バル):4割、増やま(大衆):10割
【仲通り商店街】
2.2坪(立ち飲み):10割、一平(大衆):10割、三百宴(居酒屋):7割、でんがな:2割
飲食主導線の路面店は概ね平常時通りの客入り状況。スナック等も再開しており、客引きも立っていた。
12)中目黒駅
時間帯:19:00~20:15
【西側】
人通りは疎らです。学生から会社員まで複数の年齢層が見られました。飲食店の様子は、[るぱん]と[mark matsuoka grill]は満席率が5割ほどで、西側はこの2店舗が唯一人が入ってると言える店舗でした。
[ふたご]の2店舗や[ミライザカ]のようなチェーン店は、2グループほどが店内に見えるのみです。
しかし、[スターバックス]、[ドトール]などは7割ほど若い層が入っていましたので、人がまったくいないという訳ではないと思われます。故に、アルコールを提供する店舗は入店率が低いと感じます。
【東側】
こちらも人通り自体は西側と変わらない様子。店内や歩行者を見ても若年層からサラリーマンまで、様々でした。
繁盛していると思われた店舗は以下になります。
[大樽]5割、[SCHMATZ]8割、[庵GuRi]8割、[晩杯屋]8割[AFURI]7割
これ以外の店舗は1人か2人、もしくは2グループほど入っているのみで、まとまって客が入っているのは上記5店舗でした。客層は晩杯屋とAFURIはサラリーマンのみ、その他3店舗は様々といった様子でした。
時間帯を19時ころと20時ころで分けて見てみましたが、時間帯を変えても各店の様子は変わらず。人通りは時間が遅くなるにつれて減る一方でした。飲食店街は上記のような様子でしたが、目黒川沿いは学生、家族連れを中心に多くの人が見られました。先日、昼に訪れたときもかなり多くの人が見られましたので、ビジネス街に比べると、随分人は戻ってきているように思います。
13)府中駅
ルート:東側エリア庚申通り及び駅北側の繁華エリア、西側国際通り、けやき並木通り方面
【東側】
19:10時点にて人通りは普段の7割程度、飲食店は休業も多いが、二極化が激しく、UOYAしげぞう等の元々繁盛しているお店は普段と大きく変わらないものの、個店の居酒屋などはノーゲスの店舗も散見された。
北側については休業店舗も多く、キャバクラ、ガールズバーのキャッチも2人しかおらず通常時の3割程度の人通りの印象。
府中の場合、駅から東側への帰宅導線が商業施設内であり、飲みに行く人以外来ないエリアのため顕著になっていると予測する。
府中家などラーメン店も3名程度の客入りとなっている。
【西側】
国際通りに関しては、通常時の5割程度の人通りとなっている。こちらも二極化が激しくなっているが、さくら食堂やごっちゃん等の比較的若者をターゲットにしている店は5-7割程度の客入りだが、焼鳥のとんま等のような長く営業している比較的客層が高いお店はノーゲスから2割程度の客入りが散見。
いつもは行列が出来ているラーメン二郎も店内は7割程度入っているものの、行列は無かった。
【けやき並木通り】
ほぼ普段通りの人通りであるが、殆どが帰宅目的であり、大箱のチェーン店は客入り1割程度となっている。
反面、オリジン弁当やル・シーニュ1Fのテイクアウトに強い業態は客入り良好となっていた。
平日であることも助長していると感じるが、住宅街において、ちょい飲みや食事して帰宅する層の需要がテイクアウトにシフトしている印象を受ける。
14)八王子駅(北口)
時間帯:19:45~20:45
【オープン率】
8割程度
【状況】
駅前は乗降者が多く、人通りが多いですが、ひとたび外に出ると通行人は少ないです。
最も人通りがあったのは場所が西放射線ユーロードですが、主に帰宅中の人がほとんどで、飲食店に立ち寄る人は見受けられません。
5割以上入ってる店は以下となります。
餃子王将:6割、とりビアー:5割、ジンギスカン羊羊:5割、ふたご:6割、ほてい:6割
ジョイ五番街通りのほていは、上記の中でかなり広い店内ですが、盛り上がりを見せていました。
串カツ田中や磯丸、ダンダダン、てけてけ、銀だこ大衆酒場、晩杯屋などの有名チェーンはいずれも1.2割程度。
鳥良商店はノーゲス。ラーメン系も数名入っているかノーゲス状態です。
メインはサラリーマンですが、23区内と比べると地元の人間が多い印象を受けます。
西側の方が飲食店の母数も多いためか、まだ入りはありますが、京王八王子側の東方面はかなり入りが少ないです。
15)本八幡駅
時間帯:19:30~20:30
各出口、飲食主導で通常時からの人気店に関してはほぼ客入りは戻っている状態だが、通常3割程の店に関しては客入りが0~1割程度。個人店舗よりもチェーン店の客入りの方が通常時に戻りつつあった。
【北口】
飲食主導の北口一番街に関しては通常時よりも人通りが少なく、客引きが目立っていた。
一番街の中で通常時客入り8割から満席の店であるとり吉、串屋横丁、大漁一家に関してはさほど変わらず8割程は埋まっていたがか、通常時3割の程の店(居酒屋炎丸、きまっし等)に関してはほぼ客入りが無い状態。
一番街に関してはチェーン店は、人入りが回復していたが、北口駅前通りすぐの鳥良商店やこだわりもん一家等は1-2割程度しか埋まっておらず、かなり客入りが減少している。
【南口】
都営新宿出口すぐの串カツでんがなは、通常時3割程だが本日は客入りが全く無い状態。王将も店内利用は2割程でテイクアウトは数人並んでいた。
南口商店街の串カツ田中は商圏としてはぎりぎりの所ではあるが、通常6割程のところ本日はほぼ満席。
南口人気店である立呑わたらいは満席に近いが入口付近は通常よりもやや隣との間隔があるような状態。
4丁目の飲食区画も庄や、安安、牛角等チェーンが多くあるが、こちらに関してはほぼ客入り0。
【京成八幡方面】
帰宅導線として人通りは変わらず。そもそもの飲食店数が多くない分通常時7-8割程は入っていた駅前通り沿いの元気太郎も3割程度で他飲食店は客入りがほぼ無い状態。
16)練馬駅(南口)
時間帯:18:45~20:15
飲食店が集中する千川通りと目白通り、また、それら二つの通りを結ぶ商店街の状況を主に調査。
【通行量、通行人属性】
住宅街立地ということもあり、駅前及び駅前を通る千川通りには帰宅中のサラリーマン、お子様連れの方、学生等幅広い年齢層が多く通行していました。呼び込みを行っている方にお伺いしたところ、人通りに関しては平常時と比較しても7-8割程度まで戻っているとのことでした。
【店舗の客入り状況】
未だ閉店中の個人店やカラオケ店は散見されたものの、千川通りと目白通りを結ぶ商店街地帯には多くの繁盛店が見受けられました。
平日の夜ということを鑑みると、かなりの好稼働という印象を受けました。
繁盛店の傾向としては、地元に強く根付いた比較的老舗が繁盛しており、地元の常連客で賑わっている様子でした。
主な繁盛店は以下になります。
・串カツ田中/居酒屋、満席率:7-80%、客層:ビジネスマン、地元客
・百楽門/中華料理、満席率:90%、客層:ビジネスマン
・春田屋/居酒屋、満席率:90%、客層:地元客、カップル、若年層
・江戸銀/寿司屋、満席率:80%、客層:ビジネスマン
・筑前屋/居酒屋、満席率:70%、客層:ビジネスマン、地元客
・加賀屋/居酒屋、満席率:70%、客層:カップル、ビジネスマン
・まるわ/バル、満席率/90%、客層:カップル、若年層等々
ファミリーでの外食需要は、まだまだ回復の余地がある印象でしたが、ビジネスマンや地元の常連客により飲食店は活気を取り戻しつつありました。
17)勝どき駅~月島駅
時間帯:19:00~20:00
ルート:西仲通り~清澄通り~東仲通り
【勝どき】
トリトンスクエア方面から勝どき駅にかけて、相当数の会社員の流れがある。駅前交差点周辺はオフィス街と変わらない。ただ、飲食店には立ち寄らないのか、飲食店には人がいない。1等地にある、いきなりステーキでさえ3人ほど。勝どきは個店が多く、裏路地などにも店があるが、どこも入ってない。一番入ってたのが、つじ田。19時過ぎで外に待ち客が3名。居酒屋系では銀だこ大衆酒場。通行人は多いが、飲食をしている母数は少ない。
【月島】
勝どきから上ってくると、一気に人の流れがなくなる。が、なぜか飲食店には人が入ってる。もんじゃストリートも人の流れはないが、開けてるお店には必ず一定数の客入り。2.3待ちの店もあり。以前のように外人観光客や修学旅行生は皆無だが、サラリーマン風や地元民のようや人が見受けられる。わざわざ外部から集まってきてる感じではない。お店の人に話を聞いたが、まだ5割位しか戻ってないとの事。全もんじゃ店の2~3割が、まだ休業中のよう。何とか近隣の会社員や地元の人達でギリギリ営業できてるとの話。もんじゃはいくらかマシなようで、月島エリアのバル・焼鳥・焼肉は殆ど入ってない。大衆系の岸田屋と泥亀だけは満席 だった。
← 第二回:エリアパトロール(6/8)
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