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【値上がりしたら困るものランキング】食品が半数以上を占める結果に!
2025.02.14
株式会社エミリスは、全国の男女500人を対象に「値上がりしたら困るものに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化したものを発表した。以下プレスリリースより一部抜粋。
値上がりしたら困るものに関する意識調査
物価の上昇が続く中、日々の生活に欠かせない品物の値上がりに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。価格が上がると家計への影響が心配になりますが、皆さんはどのような対策をとっていますか?
そこで今回、株式会社エミリスは、全国の男女500人に「値上がりしたら困るもの」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対してFP事務所アイプランニング( https://www.fp-iimura.jp/ )代表の飯村久美氏よりご考察いただいております。
出典元:「株式会社エミリス」 https://emiris.net/
調査概要
- 調査対象:全国の男女
- 調査期間:2024年12月22日~24日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人(女性312人/男性188人)
- 回答者の年代:10代 0.8%/20代 17.2%/30代 36.6%/40代 27.4%/50代 12.4%/60代以上 5.6%
調査結果サマリー
- 値上がりしたら困るもの1位は「米」
- 値上がりしてもあまり困らないものは「ガソリン」
- 日常的に使うものが値上がりしたときの対策1位は「安いものや代替品を買う」
値上がりしたら困るもの1位は「米」
値上がりしたら困るものを聞いたところ、1位は「米(39.4%)」、僅差の2位は「ガソリン(32.8%)」でした。3位に「水道光熱費(25.8%)」、4位に「野菜(24.0%)」が続きます。
多くの人が、生活必需品に関わる値上がりを懸念していることがわかります。日常生活の基盤となる食料やエネルギー関連のコスト上昇が、家計に大きな影響を与えると考えられます。
<1位 米>
- 毎食ほぼお米なので、食費にダイレクトに影響します(20代 女性)
- 日常生活においてなくてはならないものなので。子供が3人いて、消費量が多いので(30代 女性)
- 毎日食べるものはある程度値段をキープしてもらいたいですね。今までの値段からいきなり2倍にされて本当に困っています(30代 男性)
お米が毎日の食事に欠かせない主食である人にとって、価格上昇がダイレクトに生活費に響くことが分かります。また、育ち盛りのお子さんがいる家庭では消費量が多く、負担がより大きくなることも伺えます。
急激な値上げに対する戸惑いや、主食の価格は安定してほしいという切実な願いも見られ、米の価格維持が生活の安定に重要であることが示されています。
<2位 ガソリン>
- 毎日の通勤に使うガソリンが高くなると家計を圧迫する(20代 女性)
- 交通手段が車のみのため(20代 女性)
- 毎日子供の学校と習い事の送り迎えがあるので死活問題。また、空いた時間に一人になれるのは車の中だけなので自分の部屋のように思う。ドライブもよくする(40代 男性)
ガソリン価格の上昇は、車が生活必需品となっている人々にとって深刻な影響を与えています。通勤などで毎日使用する場合は、家計への負担が大きいですよね。
また、公共交通機関が発達していない地域では、車以外の選択肢がないため、価格上昇の影響をより強く受ける傾向にあります。
<3位 水道光熱費>
- 季節によっては使用量が多いため(20代 女性)
- 快適な生活を送るためには電気は不可欠で、そこに制限が加わると生活が楽しめなくなってしまう(40代 男性)
- 冬の時期は使用量も多く、毎日のお風呂も洗い物もガスを使用しているので、値上がりすると家計が圧迫されてしまう(40代 男性)
水道光熱費の値上がりは、多くの人にとって深刻な問題です。とくに、夏場や冬場は冷暖房の使用量が増えるため、家計の負担が大きいという声が多数寄せられました。
また、電気やガスは快適な暮らしを支える不可欠な要素であり、節約をしすぎることで、日々の暮らしにゆとりや快適さが失われるという声も。
日々の生活に欠かせない支出であるがゆえに、負担増は家計に大きく響くようです。
<4位 野菜>
- 我慢すればよいものではなく、栄養の関係もあり、なくてはならないものだから(30代 男性)
- 野菜を積極的に食べるようにしているが、値段があがると買わない。野菜不足になり健康に良くない(50代 女性)
- 意識して食べるようにしているが高いと手が伸びなくなり、健康を損なうと思う(30代 女性)
野菜の値上がりは、単なる家計の問題ではなく、健康へも悪影響を及ぼすと考えている人が多くいました。
とくに、健康を意識して野菜を積極的に摂取しようとする人にとって、高騰は深刻な問題となっているようです。価格が上がることで購入を控えざるを得ず、栄養バランスが崩れる可能性があるためです。
必需品でありながらも、価格変動に左右されやすい食品であることが、人々の不安を大きくしていると考えられます。
<5位 肉>
- 毎日の食事のメインとなり高くなると食費が上がってしまう(40代 女性)
- 米、野菜はもらうこともあるし、自分で栽培することもできるけれど肉と魚だけはどうにもならないから(30代 女性)
- 子供が野菜よりも肉を好んでよく食べるため、代用品がなく、値上げされると生活に大きな影響があります(40代 女性)
肉の値上がりは、単に食費が増えるだけでなく、食事の選択肢を狭めてしまいます。とくに、肉料理が多い家庭や、子どもの好みに合わせて買っている家庭にとっては、なかなか他の食材で代わりがきかないのが悩みどころです。
お米や野菜なら家庭菜園やおすそ分けでなんとかなることもありますが、肉や魚はそうはいきません。そのぶん、価格の変動がダイレクトに家計に響きやすいのも困るところですね。
まとめ
値上がりが最も困るものには、米やガソリン、水道光熱費など生活に欠かせない必需品が挙げられました。対策としては、安い代替品を選んだり、無駄を減らすことで家計を守ろうとする工夫が見られます。
日常的に使用するものの価格が上がると、節約や生活の見直しが必要になることを多くの人が感じているようです。
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