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日本橋兜町に大規模複合用途ビル「KABUTO ONE」が誕生

2021.08.25

平和不動産株式会社、山種不動産株式会社、ちばぎん証券株式会社の3社は、東京都中央区日本橋兜町7番1号において共同開発事業「KABUTO ONE」の竣工式を8月24日に執り行った。以下プレスリリースより抜粋。


日本経済の中心地に新たな大規模複合用途ビルが誕生
2022年12月には茅場町駅直通工事が完了予定


「コト始めの街」「投資・証券の街」。日本橋兜町には、明治以来、渋沢栄一翁が日本初の証券取引所や銀行を興した地歴があります。

今般、この地、日本橋兜町に誕生するKABUTO ONEは「国際金融都市・東京」構想の一翼を担う機能を導入し、金融関連の情報発信や人材育成、投資家と企業の対話・交流促進を図ることで「国際金融都市・東京」構想の実現に寄与するとともに地域全体の更なる発展、魅力の向上に貢献していきます。


■「KABUTO ONE」について

KABUTO ONEは、地上15階、地下2階、延床面積約39,000㎡のオフィス・店舗・カンファレンスなどで構成される大規模複合用途ビルです。
永代通りと平成通りの交差点に面するアトリウムは、高さ約14m、3層吹き抜けガラス張りの開放的空間を最大限活かし、地域のゲートとして金融拠点を象徴し、かつ日本の金融資本市場の“顔”として、視覚的かつ空間的にマーケットの活気や動向を感じられる世界最大規模のキューブ型大型LEDディスプレイ「The HEART」を設置します。また、アトリウムはイベント等を通じて地域活動や賑わい・憩い・交流の拠点となる場としても機能します。

低層部(1階、地下1階)は主に飲食店舗(*)を導入し路面店舗化による連続的な賑わいを、中層部(地上3・4階)は投資家と企業の対話交流拠点となるカンファレンス、ライブラリー・ラウンジを導入し、地域で滞在できる空間の整備を通して賑わいの継続につなげていきます。
(*)各店舗・施設のオープン時期:3・4階カンファレンス、ライブラリー・ラウンジは本年10月1日予定。1階・地下1階は現在検討中。

高層部(6~15階)のオフィスフロアは、1フロアあたり約1,905㎡(約576坪)の茅場町駅エリア最大級の大型オフィスであり、中間層免震構造の導入やデュアルフューエル対応の非常用発電機の設置によって高い安全性や事業継続性(BCP)を確保し、安全・安心な執務環境を提供します。
地下接続通路(2022年12月開通予定)を通じて地下1階と東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅に直結することで地上とのバリアフリー接続を整備するとともに街区再編・統合による貫通通路や歩道状空地などのオープンスペースを整備し、歩行者回遊性の向上と賑わい創出に寄与します。

アトリウムに設置された世界最大規模のキューブ型大型LEDディスプレイ「The HEART」(画像はテスト映像)


2階オフィスエントランス


新設歩道および歩道上空地と壁面緑化


貫通通路


■ビル名称コンセプト

江戸期より日本経済の中心として栄え、世界有数の経済圏へ成長した日本経済のまさに心臓として躍動し続ける兜町。「KABUTO ONE」という名称には、“これまでも、これからも、兜町が日本経済において不変の始まりの地=基点であり続ける”という想いを託しています。


■計画概要
所在地    東京都中央区日本橋兜町7番1号(住居表示)
交通    東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅直結
※2022年12月接続通路開通予定
主要用途    事務所、店舗、集会場、貸会議室、駐車場
階数    地上15階、地下2階、搭屋2階
構造    地上S造、地下SRC造(一部S造) 中間層免震構造
延床面積    約39,208平米(約11,860坪)


■本事業の経緯および今後の予定 (※)予定であり、今後の施工状況等により変更となる場合があります。
2014年1月  地権者3社が共同開発事業の検討開始を合意
2018年3月  国家戦略都市計画建築物等整備事業として内閣総理大臣の認定(都市計画決定)
2018年7月  中央区道路区域変更等告示(計画地内の区道付替)
2019年5月  新築工事着工
2021年8月  開業(仮使用開始) 建物地上部分および駐車場
2022年12月  東京メトロ「茅場町」駅との接続通路開通(※)
       建物地下1階部分を含めた全体建物の仮使用開始(※)
2023年8月  工事完了(仮使用終了)(※)


■位置図


プレスリリースはこちら



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