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家族連れに人気のスポットは?夏休みのお出かけ傾向を調査!

2024.08.06

国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社は、夏休みに入り猛暑が続く中、実際の家族でのお出かけ意向や傾向に変化はあるのか、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開。なお、今回は1か月前の6月に調査した結果と比較して分析している。以下プレスリリースより一部抜粋。

2024年夏休み実際の家族でのお出かけ意欲や傾向について

子供二人が仲良くひとつのスイカを食べようとする写真

トピックス

  • 夏休みのお出かけ予定は9割近く!猛暑で家族でのお出かけをやめる人は少ない
  • 「具体的な予定はこれから」が40%
  • お出かけ先の人気は「プール」が圧倒的、夏の風物詩ほか「博物館・科学館・美術館」も人気が高い
  • 計画時と比べて屋外施設の人気は下降し、屋内施設の人気が上昇
  • まとめ

夏休みのお出かけ予定は9割近く!猛暑で家族でのお出かけをやめる人は少ない

まず、今年の夏休みに、お出かけや旅行の予定はあるか、もしくは既にお出かけしたかを尋ねました。
「既に出かけた」という人は16%。「まだ出かけていないが出かける予定がある、検討している」が71%でした。多くの家族連れが「夏休みのお出かけはこれから」という状況です。

2024年夏休みのお出かけや旅行の予定の有無
出典:2024年7月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

一か月前の6月時点の調査結果と比較して見てみましょう。
6月時点では、「出かける予定がある・検討」という人は82%でしたが、夏休みに入った今回の調査では、「既に出かけた」「出かける予定」という人が合わせて90%近くに達しています。連日猛暑のニュースが続いていますが、「出かけない」という家族は少数で、家族でのお出かけ意欲に影響はなさそうです。

2024年夏休みのお出かけや旅行の予定の有無(6月調査分と比較)
出典:いこーよ2024年6月/7月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

具体的な予定はこれからが40%

つぎに、「夏休みに行きたいと決めている特定の施設はあるか」を尋ねました。
「ある」という回答は60%でした。夏休みもそろそろ中盤ですが、「どの施設に行くか」「何をするか」という具体的な予定はこれから決めるという人もまだ40%いることがわかりました。

行きたいと決めている施設の有無
出典:いこーよ2024年6月/7月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

6月の調査と比較した結果がこちらです。
具体的な予定を決めたという人は13%増と、7月中旬をすぎてもそこまで大きく増えてはいません。7月後半になり、猛暑やゲリラ豪雨、またコロナなどの感染症のニュースもよく耳にします。天候や体調を見ながら臨機応変に、ギリギリになって予定を決める人も少なくないと推測されます。

行きたいと決めている施設の有無(6月調査分と比較)
出典:いこーよ2024年6月/7月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

お出かけ先の人気は「プール」が圧倒的、夏の風物詩ほか、「博物館・科学館・美術館」も人気が高い

「既に出かけた」「まだ出かけていないが出かける予定がある、検討している」という人に、どこに行ったのか、どこに行く予定かを尋ねました。最も多かったのは「プール(52%)」でした。この夏は、猛暑のために学校のプールが中止になるという事例もありましたが、依然として子どもの夏の遊び場としてとて人気です。
続いて「お祭り(38%)」「花火大会(37%)」といった、夏ならではのお出かけ先が人気上位となっています。

その次に、「テーマパーク・遊園地」が続きました。「テーマパーク・遊園地」は、春休み、GWの人気お出かけ先として1位でしたが、夏になると「プール」や「お祭り」、「花火大会」などの夏ならではのお出かけ先に人気を譲っています。
「次に海水浴場」が続きますが、同じ水遊び系でも1位の「プール」の半分以下となっており、行くなら海よりもプールという家族が多くなっています。
また、「博物館・科学館・美術館」「水族館」もほぼ同じ割合で続いており、猛暑の中で一日涼しく遊べて学べるということが、人気の理由の一つと思われます。

2024年夏休みのお出かけ予定先ジャンル
出典:2024年7月いこーよユーザーアンケートより

計画時と比べて屋外施設の人気は下降し、屋内施設の人気が上昇

では、6月に調査した「行く予定」のジャンル結果と比較して見ていきましょう。
6月の調査でもプールが最も人気でしたが、夏休みに入った7月の調査でもその人気が衰えることはなく、非常に人気が高いという状況です。
では、グラフの赤枠で囲ったジャンルについて注目して見てみましょう。赤枠は、6月の調査よりも10%以上数値が減少しているお出かけ先です。
どのジャンルも、「屋外がメイン」または「屋外にも多く見どころや遊び場がある」といったお出かけ先であることが注目されます。夏休み前は「行きたい」と思っていたり「行く予定」としていたものの、梅雨が明けてからの連日の猛暑を受けて、やはり屋外を避ける人が増加していると考えられます。

緑で囲んだ枠は、6月の調査から「行く予定」としている人が増加したお出かけ先です。「博物館・科学館・美術館」「屋内のアスレチック」「映画館」など、屋内施設の人気が増加していることがわかります。特に「博物館・科学館・美術館」は、6月時点で人気15位でしたが、前述の通り、7月の調査では7位まで人気が上昇していることも注目されます。

2024年夏休みのお出かけ予定先ジャンル6月時点と7月時点比較
出典:いこーよ2024年6月/7月ユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ

前回調査した「夏のお出かけの変化」では、「屋外ではなく屋内の施設に行くようになった」という人が多数見られました。前回の夏休みのお出かけ調査レポートでも『「お出かけ予定」と「実際のお出かけ」は暑さの影響で変わる』と推測していましたが、その結果が目に見えた調査結果となりました。

夏のお出かけ内容の変化
いこーよ総研「2024年夏休みのお出かけ調査レポート」参照

まとめ

  • 今年の夏休みも記録的な猛暑が続いている中、家族でのお出かけ意欲は依然として高く、「既に出かけた」「出かける予定」という人が合わせて90%近くに達しました。猛暑を理由に「お出かけをやめる」という人はごく少数で、多くの家族連れが積極的に夏休みのお出かけを予定しています。
  • 具体的な予定については、「これから決める」という人がまだ40%もおり、天候や子どもの体調を見ながら柔軟に計画を立てている様子が伺えます。
  • お出かけ先として最も人気があるのは「プール」で、次いで「お祭り」や「花火大会」といった夏の風物詩が続いています。一方、猛暑の影響で、一か月前の6月調査の時よりも屋外施設の人気が下降し、屋内施設の人気が上昇している傾向が見られました。特に「博物館・科学館・美術館」などの屋内施設が人気があがっています。
  • 猛暑が当たり前になりつつある夏休み。猛暑への対応を考え、安全で快適な夏休みのレジャーの在り方を模索しながら夏休みのお出かけを楽しもうとする家族連れが増えているようです。
プレスリリース詳細

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