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「戸越」（品川区）人気商店街に隣接する、下町風情の息づく閑静な住宅街

2024.08.09

街レポ

戸越駅は品川区戸越三丁目に位置する都営地下鉄浅草線の駅で、品川駅まで約16分、渋谷駅まで約17分とというアクセスの良さや、駅周辺にスーパーやコンビニエンスストアが豊富に揃っており、日常生活が非常に快適なことから、住みやすい街としても人気です。また、関東有数の長さを誇る商店街に隣接しており、多くの観光客が訪れる賑やかなエリアが広がっています。商店街の活気が街全体に生き生きとした雰囲気をもたらしています。

駅名 / 駅所在地

駅名	戸越
駅所在地	〒142-0041 東京都品川区戸越3丁目

路線 / 利用状況

都営浅草線	18,291人
乗降者数：計	18,291人

※1日平均の乗車客数：都営浅草線（2023年度鉄道会社HPより）

各出口の特徴

A1	戸越3~5丁目に近い出口で、周辺には小中高の学校が多く点在しています。
A2	戸越1~3丁目に近い出口で、戸越銀座商店街の東側にアクセスできます。
A3	戸越銀座駅方面の出口で、戸越銀座商店街の西側にアクセスできます。

街の立地特性

商店街 / 住宅街

街の特徴

駅出口から地上にでてすぐの第二京浜の通り沿いには、個人経営の飲食店がいくつか点在しており、カウンター席のみの一人でも入りやすい天ぷら食堂や、中華料理屋などがある他、お洒落なダイニングバーなども立ち並んでいます。
戸越は駅前を中心に再開発が行われていますが、近くに戸越公園などの緑地もあり、第二京浜や商店街などの大通りからひとつ道を外れると賑やかな雰囲気とは一変して昭和の面影を残す閑静な住宅街が道の奥まで長く続いています。また、戸越公園駅には高層マンションが建設された他、駅の高架化が計画されていることで、今後の更なる発展が期待できます。

戸越駅の北側には、関東で最大規模を誇る「戸越銀座商店街」が広がる戸越銀座通りがあります。この商店街は、約1.3kmにわたって約400店舗が軒を連ねており、その規模と活気で知られています。バブル崩壊後に一度は通行量が減少しましたが、3つの商店街が協力して活性化事業を展開したことで近年は通行量が増加。平日でも通行量は1万人以上に達し、土日になるとさらに多くの人々が国内外から訪れ、通りを賑やかにします。特に「戸越銀座コロッケ」などのプロモーションが成功し、「食べ歩きの街」とも呼ばれるなど商店街は全国的に注目を集めています。
戸越駅周辺には、駅を利用する人々や飲食店を訪れる住民が行き交い、穏やかで落ち着いた雰囲気が広がっていますが、「戸越銀座商店街」に近づくと、観光客を中心とした賑わいが商店街に沿ってどこまでも広がっています。外国人観光客が珍しい雑貨やお土産を見て回る中で、日用品を求めてスーパーで買い物をする親子や、駅前のチェーン店で楽しそうに団らんする学生など、さまざまな人々が入り混じった活気あふれる光景が広がっているのが印象的です。
戸越銀座商店街の歴史は古く、関東大震災後に東京や神奈川から集まった商店主たちが、震災で使われなくなった銀座のレンガを使って歩道を整備したことが、「戸越銀座」という名前の由来となっています。さらに、この商店街は「○○銀座」という名称を全国で初めて使った商店街で、日本各地の商店街名の元祖でもあります。通りには、よく見かけるチェーン店が揃う一方で、伝統的な個人経営の店から現代的な飲食店まで、幅広いジャンルの店舗が展開されています。この歴史と現代が融合した独特の雰囲気が、戸越銀座商店街の魅力となり、多くの人々に愛されています。

戸越駅徒歩500M圏内の飲食店数は184件で、そのうち居酒屋42件、ラーメン27件、カフェ21件です。地元の人々に親しまれるお店や、カウンター席のみのお店など、小規模でアットホームな雰囲気ある店舗が複数点在しています。戸越銀座商店街などでは、しっかり食べられる定食を提供する飲食店に加えて、食べ歩きが楽しめるような飲食店も多く、軽食やスナックなど気軽に味わうことができる店舗が並んでいます。（2024年8月現在 / 食べログ調べ）。
戸越駅 / 徒歩10分圏内の平均坪単価約　17,317円（2024年7月現在 / 当社独自データより算出）