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「町屋」(荒川区)ローカルな飲食店が集まり、路面電車とレトロな街並みが調和する街

2024.07.26

町屋は、下町風情を残しつつも、駅周辺の再開発が進み駅前を中心に商業施設が充実している街です。隣の北千住駅と比べるとこぢんまりとした印象がありますが、荒川区のほぼ中央に位置し、メトロ千代田線、京成本線、都電荒川線が乗り入れており交通アクセスも良好です。実は、もんじゃ発祥の地とも言われており、尾竹橋通りや藍染川通りを中心に飲食店が多く出店しています。※2024.7.26更新(居抜き店舗.com調べ)

駅名 / 駅所在地

駅名 町屋
駅所在地 東京都荒川区町屋1丁目

路線 / 利用状況

東京メトロ千代田線 59,032人
京成本線 19,043人
乗降者数:計 78,075人
※1日平均の乗降客数:東京メトロ・京成電鉄(2023年度 各鉄道会社HPより)

各出口の特徴

0~2 路面電車の都電荒川線(東京さくらトラム)の乗り換えに便利な出口。0番出口はセンターまちやの目の前にあり、2番出口は京成本線の町屋駅に近い出口です。
3 小竹橋通りの南側にある出口。南下していくと明治通りに交差します。
京成出口 藍染川通りに面している出口。イーストヒル町屋の目の前に位置しています。

街の立地特性

住宅地

街の特徴

  • 1931年に京成電鉄の町屋駅が開業し、町屋は自転車・家具・鉛筆などの製造業を中心とした工場地域となりました。また、1969年にメトロ千代田線が開通すると、都電や京成線の乗換駅だった町屋の利便性が向上し、商業地・住宅地としての価値が高まっていきます。結果として、町工場や商店街、住宅が所狭しとひしめき合った混合密集市街が形成されていきました。
  • 1987年頃からは、密集する老朽木造家屋や未整備の狭く折れ曲がった道路を改善するため再開発が行われ、道路整備とともにイーストヒル町屋・ウエストヒル町屋・センターまちや等が竣工されました。これにより地域の活性化が図られ、安全で快適な都市としての機能性が向上し、より住みやすい街になりました。
  • 再開発が行われたといっても、都内唯一の路面電車である都電荒川線(さくらトラム)が走り、細い路地やレトロな建物、比較的小規模な店舗が立ち並ぶ様子は下町情緒を感じさせます。駅周辺にはチェーンのファミレスやファーストフード店が点在していますが、地元の方から愛される親しみやすいローカルな飲食店も多く見受けられることも魅力の1つ。
  • 飲食店の出店は駅を中心として尾竹橋通り・藍染川通り沿いがメインとなっており、昼夜問わず幅広い年齢層の方が行き交う導線でもあります。業態の幅は広く、食堂・居酒屋・イタリアン等に加え、高評価のラーメン店の出店もあります。
  • 荒川区はもんじゃ発祥の地ともいわれています。一般的なもんじゃと違い、具材で土手を作らずに焼き上げるのが特徴で、味付けがされていないため、ソースなどで自分好みに味付けするのが「町屋流」です。知名度は月島に劣るものの、町屋を擁する荒川区にはもんじゃ焼きの店が多く出店しており、町屋駅近くには、メディアでも何回も取り上げられている老舗もんじゃ店があります。
  • 町屋駅徒歩500M圏内の飲食店数は253件で、そのうち居酒屋91件、カフェ28件、ラーメン15件となっています。(2024年7月現在 / 食べログ調べ)。
  • 町屋駅 / 徒歩10分圏内の平均坪単価 約12,810円(2024年7月時点 / 当社独自データより算出)

公共施設・商業ビル

イーストヒル町屋 / ウエストヒル町屋 / センターまちや / 町屋マークスタワー / 町屋ニュートーキョービル

企業・オフィス

日建塗装工業 / コミネ / マルフジ製作所

祭り・イベント

あらかわバラの市

主要導線名

尾竹橋通り

町屋エリアのメインストリート。ウエストヒル町屋やセンターまちやはこの通りに面しています。大手チェーン店から個人店まで幅広い店舗が出店しています。

藍染川通り

京成線町屋駅の出口が面する通り。出口目の前にはイーストヒル町屋が建っており、居酒屋やラーメン店などの飲食店が出店しています。名称にある「藍染川」は元々は隅田川に繋がる川でしたが、現在は暗渠となっています。



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