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「上野」高架下を中心に広がる繁華街と自然豊かな公園のある観光地

2023.12.06

街レポ

上野には「上野動物園」や「アメヤ横丁」など、国内外からの観光客が多く訪れるスポットが多数あります。ビジネスホテルも多く、観光地としての印象が先行しますが、昭和通り沿いを中心に企業がオフィスを構えています。さまざまな目的を持った方のお腹を満たすグルメも豊富に揃い、繁華街として終日賑わいます。※2023.12.6更新（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	上野
駅所在地	東京都台東区上野7丁目

路線 / 利用状況

JR線(山手線等)	147,777人
新幹線	9,560人
東京メトロ(銀座線等)	162,861人
京成本線(京成上野駅)	38,573人
乗降者数：計	358,771人

※1日平均の乗車客数：JR線・新幹線(2022年度鉄道会社HPより)※1日平均の乗降客数：その他路線(2022年度各鉄道会社HPより)

各出口の特徴

浅草口・正面玄関口	歩行者用デッキの下にタクシープールが設置されている出口。台東区役所や稲荷町駅、昭和通り方面に向かうのに便利です。
広小路口・不忍口・出口6・7	アメヤ横丁や上野マルイ、京成上野駅に近い出口。駅南側の繁華街エリアへと向かいやすいのが特徴です。
山下口・公園口	UENO3153や上野恩寵公園方面に近い出口。特に「公園口」を利用すると、公園内の各施設に向かいやすいです。
出口1・2	東京地下鉄の本社ビルに直結している出口。東京メトロ銀座線・日比谷線を利用する際に便利です。
出口3・4	昭和通り沿いに面する出口。オフィスビルが集まるエリアに近く、稲荷町方面に向かうのに便利です。

街の立地特性

繁華街 / オフィス街

街の特徴

観光スポットが多数揃っていることで知られる上野。国内外からの観光客が多いのも、新幹線が停車する・千葉や埼玉だけでなく茨城方面からもアクセスしやすい・成田空港へと直通する鉄道が乗り入れている…など上野駅が各地へのアクセスに優れているターミナル駅であるという要因が挙げられるでしょう。
上野恩寵公園には不忍池、上野動物園、国立博物館、上野の森美術館など自然豊かな敷地内に数多くの公共施設を抱えています。幅広い年齢層に人気のある上野動物園では、絶滅危惧種のジャイアントパンダを含む約350種2,500点の動物を飼育。特にパンダは上野のシンボル的存在となっています。また、公園内は都内有数の桜の名所として知られ、春には多くの花見客が訪れます。
JR線の高架下には上野駅から御徒町駅にかけてアメヤ横丁を中心とした繁華街が広がります。店内飲食ができる飲食店はもちろん、物販店や食べ歩きしたいグルメまで揃い、曜日を問わず人通りが絶えません。
上野エリアでよくメディアに取り上げられるのは駅西側(上野恩寵公園付近)から南側(上野マルイやアメ横付近)ですが、駅東側(昭和通り付近)には、大小さまざまな規模の企業がオフィスを構えており、ビジネスマンが行き交います。所狭しと商店が並ぶアメ横周辺とはまた違った側面を持ち合わせた同エリアには、ビジネスホテルが密集しているのも特徴で、観光客だけでなく出張中のビジネスマンもターゲットとしていると考えられます。
上野周辺の飲食店で多いのは「和食・居酒屋」の業態のようです。人通りの多い表通りには団体客も対応可能な居酒屋やファストフード店、カフェなど、チェーン展開する店舗が目立ちますが、駅東側の1本路地を入ったところには豚料理の居酒屋やイタリアンの人気店が、昭和通り以東のエリアは韓国料理店が集まる「東上野コリアンタウン」があるなど、他の山手線ターミナル駅に負けず劣らず、広い商圏を持っています。