活動・飲食ニュース

「大宮」埼玉トップクラスの繁華街では、再開発が続々と進行中！

2024.01.11

街レポ

大宮は新幹線をはじめ、多くの路線が乗り入れる県下最大の繁華街として知られています。大人から子供まで楽しめる「鉄道博物館」や縁結びで有名な「氷川神社」など、観光スポットも多く、安定した人気を誇る街となっています。また東口エリアを中心に大規模な再開発事業「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」が進んでいます。駅周辺の街づくり、交通基盤整備、駅機能の高度化を三位一体で進め、「東日本の玄関口」としての発展を目指しています。2022年4月に東口に「大宮門街」が開業しましたが更なる再開発も進行中。西口でも大宮初の住・商複合再開発として注目されている「大宮サクラスクエア」が2024年7月完成を目指して工事が進められています。※2024.1.10更新（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	大宮
駅所在地	埼玉県さいたま市大宮区錦町

路線 / 利用状況

JR線(京浜東北線等)	226,249人
新幹線	25,514人
東武野田線	118,886人
埼玉新都市交通	18,468人
乗降者数：計	389,117人

※1日平均の乗車客数：JR線・新幹線(2022年度鉄道会社HPより) ※1日平均の乗降客数：東武線(2022年度各鉄道会社HPより) ※1日平均の乗降客数：埼玉新都市交通線(2020年度各鉄道会社HPより)

各出口の特徴

西口・ニューシャトル出口	大宮ソニックシティに近い出口。歩行者用デッキが設置されているのが特徴です。デッキは大宮アルシェやそごう大宮店と直結しており、東口側と比較すると大きなビルや施設が集まる出口です。
東口(北) / (南)	西口ほど大きくはありませんが、駅前のロータリーにはバスやタクシーが頻繁に通ります。目の前の大宮銀座通りから派生する数多くの商店街が特徴的なエリアです。

街の立地特性

繁華街

街の特徴

3社14路線が乗り入れるビッグターミナル「大宮」。乗降客数は全国で8番目となり、JR線・私鉄各線だけでなく新幹線も停車するため、東京方面や栃木方面など東西南北あらゆる方角へアクセスができます。西口の目の前には歩行者用デッキが設置されています。その下にはロータリーやタクシープールがあり、その構造は「柏」や「立川」などといった首都圏の郊外に位置するターミナル駅とよく似ています。
西口側は歩行者用デッキで繋がっている大規模な商業施設や複合ビルが多く、東口と比較すると飲食店はあまり多くありません。反対に東口側は大規模商業施設などが少ないですが、「一番街商店街」「大宮銀座通り商店街」「栄町商栄会」など縦横に走る数多くの商店街が特徴的なエリアです。商店街沿いには大手飲食チェーン店はもちろん、個人経営の店もあり大きな飲食街を形成しています。「大宮ナポリタン」というご当地グルメが定着しているほか、駅周辺を「ラーメン激戦区」と紹介するメディアもあり、飲食需要の高さが伺えます。また、西口で2024年夏頃開業を予定する「大宮サクラスクエア」は、分譲マンションの「大宮スカイ＆スクエアザ・タワー」と店舗や食品スーパー等からなる複合型再開発ビルとなっており期待が高まります。

大宮駅の東口側は、2400年以上の歴史を持つと言われる古社・武蔵一宮氷川神社の門前街、後に中山道の宿場街（明治以降に中山道は現在の西口側に移動）として、第二次世界大戦後も長らく埼玉県の商業の中心地として栄えたエリアです。しかし、大宮ソニックシティや大宮スカイビルなど大規模な再開発が行われたことで西口側に多くの人の流れるようになりました。そこで、東口側の活気を取り戻す役割が期待され再開発事業の象徴として誕生したのが2022年4月に開業した「大宮門街」。EAST・WESTの2棟からなる大型複合施設となっており、現在1階～6階の商業エリアには飲食店、クリニック、ドラッグストア、スーパーなどが出店しています。大宮門街に隣接する地区でも新たな再開発事業計画の検討が進められており、計画では高さ約100m、21階建て延べ約4万平方メートルの再開発ビルの建設が想定され、オフィス、銀行、店舗、駐車場などが入る見込みのようです。