原宿といえば、若者向けファッションの聖地として有名ですが、近年では「食」のトレンド発信地としても注目を浴びる街となっています。また駅付近の再開発は現在も続いており、2020年3月21日には新しい駅舎が完成。さらに新駅舎前には新たな大型複合施設「WITH HARAJUKU」がOPENしました。「明治通り」や「表参道」、「竹下通り」と終日賑わいを見せる通りがあるほか、付近の「代々木公園」では1年を通して多様なイベントを開催しているため、多くの人がこの街を訪れています。※2023.12.19更新（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

路線 / 利用状況

各出口の特徴

街の立地特性

繁華街

街の特徴

• 2020年3月21日に新駅舎・新ホームが誕生し、混雑緩和・利便性の向上が見込まれている原宿駅。これまで使われていたのは大正時代に建てられた都内最古の木造の駅舎で、長年原宿のシンボルとして親しまれていましたが、残念ながら老朽化や耐火性能が低いとの判断を受け、解体が決定。今後新たに開業する商業施設の一部として、西洋風の建物へ生まれ変わる予定です。
• また近年、原宿駅周辺では再開発が押し進められてきました。2000年には明治通り沿いに地上18階建てのセコム本社ビルが完成。2017年9月にセコム本社ビルの隣、「パレフランス」の跡地に神宮前タワービルディングが建てられました。2020年6月25日には原宿駅表参道口目の前に「WITH HARAJUKU（ウィズ原宿）」がオープンし、原宿初出店のブランドなどが入居するショッピングフロアのほか、イベントホールもつくられる注目の大型複合施設です。
• 原宿は、竹下通り沿いに所狭しと並ぶアパレルショップや雑貨店、キャットストリートや「裏原宿」を中心に古着屋が数多く集まることから「ファッションの発信地」として知られています。一口に「原宿」と言ってもその指し示すエリアは広く、明治通りと表参道の交差点「神宮前交差点」以東でも「原宿」と呼ばれることがあります。
• 「原宿」と呼ばれるようになったのは、もともと「千駄ヶ原」と呼ばれていたところに鎌倉街道の宿駅があったことからと言われています。山手線原宿駅が開業したのは1906年。その13年後には明治神宮が創建され、表参道の整備も進められました。1964年には代々木体育館近隣に選手村が造られたことにより、海外の文化に影響を受けた若者が集まるようになりました。モダンな喫茶店やアクセサリー店も増えたことに加え、ラフォーレ原宿がオープンしたことも重なり1970年頃には「ファッションの中心地」としての地位を確立しました。
• 飲食店の業態別で見るとカフェの出店が目立ち、老舗のカフェから、パンケーキが有名なカフェ、小動物と触れ合えるカフェなど多種多様な店が軒を連ねます。近年では「日本初上陸」と銘打って海外から鳴り物入りでやってくる飲食店が原宿に集まる傾向にあり、「食のトレンド発信地」としても注目されるようになっています。

公共施設・商業ビル

代々木公園 / 明治神宮 / 国立代々木競技場第一・第二体育館(通称：代々木体育館) / ラフォーレ原宿 / 東急プラザ表参道原宿 / 神宮前タワービルディング / 原宿クエスト

企業・オフィス

セコム / ダイヤモンド社 / エース

祭り・イベント

アースデイ東京 / 明治神宮 春の大祭 / タイフェスティバル(代々木公園) / Shibuya StreetDance Week / 表参道イルミネーション / 青の洞窟 SHIBUYA / スペインフェスティバル フィエスタ・デ・エスパーニャ / 明治神宮 七夕まつり子供大会 / 明治神宮 秋の大祭り / 明治神宮 大祓/除夜祭 / earth garden / 明治神宮 初詣

主要導線名

表参道

原宿駅表参道口近くから表参道駅までを結びます。原宿駅から神宮前交差点方面へ向かう方の多くが利用する大通りで、冬の期間に飾り付けられるイルミネーションが有名です。

明治通り

港区南麻布二丁目から渋谷・新宿・池袋を通り、江東区の夢の島交差点までを環状につなぐ通り。原宿駅周辺では、商業ビルが建ち並び、終日車両・人通り共に絶えることはありません。神宮前タワービルディングはこの通りに面しています。

竹下通り

細い路地にアパレルショップや雑貨店が所狭しと並ぶ通り。観光スポットとしても有名で国内外から多くの方が集まる、原宿を代表する通りです。午前11時から午後6時までは歩行者天国を実施しています。

キャットストリート

明治通りや表参道といった大通りから一本入った裏通り。南北に約1.3ｋｍにも及びます。裏通りではありますが、人通りは十分にあり、古着屋や人気の飲食店の出店も目立ちます。