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47都道府県に関する年間検索トレンド!一位に選ばれた都道府県は....
2025.02.04
グローバルマーケティング事業を展開するアウンコンサルティング株式会社は、中国における日本の47都道府県に関する年間の検索トレンドについて調査を実施し、その結果を発表。以下プレスリリースより一部抜粋。
中国における47都道府県に関する年間検索トレンド
2024年の中国からの訪日旅行者は約698万人*1となり、コロナ禍前の約7割まで回復しました。中国においては、2023年8月に団体旅行が解禁されたものの、東京電力福島第一原子力発電所の処理水放出の影響や、中国経済の減速もあって回復は鈍化していましたが、地方路線を含む増便等の影響もあり、継続的な回復傾向にあります。
今回は、業界最大級の飲食店求人を誇る株式会社itk(https://i-t-k.co.jp/ )が、2024年12月25日に飲食業界で接客を担当したことがある方150名を対象にアンケート調査を実施。
以下の表は、2024年1月~2024年12月の中国における「日本の都道府県」の検索数をまとめたものです。検索数の上位を占めた1位東京、2位大阪、3位京都の大都市圏及び、4位北海道、5位奈良、6位沖縄、7位福岡については、これまでアウンコンサルティングが発表した米国編、香港編及び、オーストラリア編の調査と同様の傾向であると考えられます。
8位の和歌山においては、山東省と締結した友好県省関係をきっかけに、中国との交流を続けています。中でも白浜町は「パンダのまち」として有名であり、白浜アドベンチャーワールドでは中国との交流を経てパンダの育成に関する様々な技術や知識を修得しており、中国以外で世界最多の繁殖実績を誇っています*2。特にオスのパンダ「永明(えいめい)」は、1994年に中国から来日し、長年にわたり多くの子供をもうけました。2023年に中国に返還されましたが、その後も新たなオスのパンダを借りるために関係者と交渉を続けています。パンダを通じた交流によって中国との友好関係を深めており、これがインバウンドの人気にも繋がっていると考えられます。パンダの存在は、観光客にとって大きな魅力となっており、重要な観光資源となっています。
9位の熊本においては、地理的な要因もあり、従来より東アジアからの旅行者が多く訪れていることから、検索数も上位になったと考えられます。2023年の熊本における国籍・地域別外国人延べ宿泊者数をみると、韓国からの旅行者が最も多く、次いで台湾、香港、中国の順で、これら東アジアの4ヵ国・地域で全体の7割超を占めています*1。熊本県のPRキャラクター「くまモン」は、中国をはじめアジア各国でも人気を集めており、黒川温泉や阿蘇山などの自然景観の魅力とあわせ、今後も中国からの観光客の増加に貢献していくことが予想されます。
10位の青森においては、2010年頃に青森に留学していた中国人インフルエンサーが、青森の魅力を発信し始めたことがきっかけで、多くの中国人が青森に興味を持つようになりました。さらに、中国最大のSNS「微博(ウェイボー)」で青森県観光局の公式アカウントのフォロワー数が130万人*3を超えており、他の都道府県と比べても非常に高い関心を集めています。例えば、検索数ランキングの結果では4位となった北海道の、公式アカウントのフォロワー数は23万人であり、青森県の人気の高さが際立っています。
また、中国の都市部では雪が少ないため、真っ白でふわふわな雪を楽しむために青森を訪れる観光客が多く、特に冬の青森は雪景色が美しく、観光客にとって魅力的な目的地となっています。さらに、青森県はリンゴやマグロなどの食を含む豊かな文化と、多彩な祭りで知られており、特に「弘前ねぷたまつり」は国の重要無形民俗文化財に指定され、東北三大祭りの一つとして多くの観光客を引きつけています。これらの要素が組み合わさり、青森県は中国人観光客にとって非常に魅力的な旅行先となっています。
11位の富山おいては、富山市が米有力紙ニューヨーク・タイムズの「52 Places to Go in 2025(今年行くべき52か所の観光地)*4」で30位に選出され、注目を集めています。「人混みを避けながら、文化的な感動と美食を存分に楽しむことができる」、「2024年の地震と豪雨で壊滅的な被害を受けた能登半島は、復興支援の一環として観光客を誘致している」が選出理由としてあげられました。
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- 調査日: 2025年1月22日
- 調査対象時期: 2024年1月~2024年12月
- 調査主旨: 中国における日本の47都道府県に関する年間の検索トレンド
- 出典元: アウンコンサルティング調べ
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