活動・飲食ニュース
外食産業8月は、月前半を中心に客足が振るわず売上は7月には及ばず。日本フードサービス協会調べ
2020.09.25
8月は、前月から再び拡大し始めたコロナ感染によって、月前半を中心に客足が振るわず、外食全体の売上は7月の結果 には及ばず84.0%と、回復傾向は頭打ちに。以下リリースより。
外食市場8月の動向
<全体概況>
8月は、前月から再び拡大し始めたコロナ感染によって、月前半を中心に客足が振るわず、外食全体の売上は7月の結果 には及ばず84.0%と、回復傾向は頭打ちとなった。東京都など自治体が飲酒業態に営業時間短縮を要請したこと、お盆の帰 省を自粛する人が多かったこと、小中学校の夏休み期間が短縮されたことなどがマイナス要因となった。
<業態別概況>
ファーストフード業態
• FFは、業種間で回復に差があったが、テイクアウト・デリバリー需要が好調な洋風に支えられる形で、全体売上は96.6%と、前月(96.4%)とほぼ変わらない。
•「洋風」は、キャンペーンなどの好調に加え、コロナ感染の再拡大による巣ごもり需要が続き、ドライブスルー等でのテイクアウト・デリバリーが好調で、売上は108.2%。「和風」は、都心部での需要の回復が遅れ、売上は92.0%。「麺類」は、引き続き商業施設立地店の回復が遅く、売上80.8%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、店内飲食の戻りが停滞し、猛暑でシニア層の客足が鈍るなどで、売上は前月の94.7%から91.8%へ。「その他」は、「アイスクリーム」が猛暑で善戦し、売上90.3%と少し回復の傾向がみられた。
ファミリーレストラン業態
• FRは、月前半を中心に客足が弱く、全体売上は前月(77.4%)に及ばず、75.1%となった。
• 「洋風」「和風」「焼肉」は、コロナ感染の再拡大で例年のお盆や夏休みの需要が激減したことから、売上はそれぞれ70.9 %、70.8%、85.6%と回復にブレーキがかかった。一方、「中華」は、テイクアウト・デリバリー需要の支えもあり、売上 89.7%と前月並みの前年比となった。
パブ・居酒屋業態
• 飲酒業態は、月後半にやや回復傾向がみられたものの、前月からのコロナ感染再拡大の中、飲酒業態への営業時間 短縮要請などにより、月前半は多くの店で客足が激減、7月には前年同月の5割近くまで回復していた業態全体売上が 41.0%に落ち、「パブ・ビアホール」は売上36.4%、「居酒屋」は42.3%と、壊滅的な状況が続いている。
ディナーレストラン業態
• ディナーレストランも、テイクアウト需要の掘り起こしなどで回復傾向のところもあったが、パブ・居酒屋と同様に月前半を 中心に客足が振るわず、売上は65.1%と足踏み状態。
喫茶業態
• ビジネス街立地での不振が続き、顕著な回復はみられず、売上は67.8%となった。
リリース本文は、こちらのURLからご覧ください(PDF)
資料提供:一般社団法人 日本フードサービス協会
【関連記事】
・外食市場 07月の動向
・外食市場 06月の動向
・外食市場 05月の動向
・外食市場 04月の動向
・外食市場 03月の動向
・外食市場 02月の動向
・外食市場 01月の動向
・外食市場 12月の動向
・外食市場 11月の動向
・外食市場 10月の動向
・外食市場 09月の動向
・外食市場 08月の動向
・外食市場 07月の動向
飲食店で活用できる新型コロナウイルス感染症対策情報まとめ
厳しい状況が続く中、飲食店が活用できる支援策を随時更新しています。
新型コロナウイルスにより飲食店経営等に影響が出ている事業者に対する、資金繰り等の支援策情報はこちら。
この記事をシェア
こちらの記事も読まれています
-
東京で増える外国人 どこから来てどこで暮らすか ~外国人人口の動態を徹底分析~
2024.10.28
-
「(仮称)日本橋茅場町一丁目6地区開発計画」都市計画提案について
2024.10.25
-
大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY®」グランドオープン1周年記念イベント「あわい - awai 2024 -」開催
2024.10.24
-
みんな大好きハンバーグについて大調査!!【1000人アンケート】
2024.10.23
居抜き物件を探す - 注目物件
-
NEW
居酒屋 居抜き VR
有楽町線江戸川橋・徒歩1分
1階 16.5坪 / 54.54㎡
賃料: 328,000円(税抜)
-
NEW
居酒屋 居抜き VR
東西線門前仲町・徒歩2分
1階 26.38坪 / 87.21㎡
賃料: 780,000円(税抜)
-
NEW
イタリア料理 居抜き VR
都営新宿線浜町・徒歩4分
1階 20.47坪 / 67.66㎡
賃料: 470,000円(税抜)