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物件で発生する「トラブル」に対する当社の考え方

飲食店の物件は、住宅や事務所と比較すると、設備トラブルの発生頻度が格段に高くなります。

さらに、飲食店舗物件に潜むトラブルは、建物の築年数や造作物の劣化状態、運営のオペレーション(店舗の使い方)、地域条例など、各物件の状況によって異なるため、トラブルの特殊性が高く、多種多様で幅広いものになります。

それに加えて、トラブルを迅速に解消するためには、建物の正確な状況把握、設備・法令に関する専門的な知識、何よりトラブルに対応してきた経験が不可欠になるため、多忙な飲食店オーナー様がこれらのノウハウを独自に習得することは、非常に難しいと思います。
 

物件で発生する「トラブル」に対する当社の考え方


しかし、スムーズな店舗経営には、トラブルなく使用収益ができる環境が必要です。

そのため当社では、トラブル対応の専門部隊として「物件管理部門」を設置し、1物件ごとに1人の物件管理者が専任で担当し、トラブルの早期解消に尽力しています。

創業からこれまで物件管理部門では、数日で解決できるような軽微なものから、半年~1年間に渡る長期で重大なトラブルまで、延べ7,000回以上のトラブルに向き合ってきました。

<トラブル例>
・設備故障
・工事トラブル
・漏水
・害獣、害虫
・煙、臭気、騒音のクレーム
・敷地越境
・違法建築、条例違反などの法令トラブル
・火災(小火)
・台風、大雪などの自然災害 …等


これまで発生した物件毎のトラブルは、内容別、段階別(深度別)に区分けされデータとして蓄積されていますので、トラブルの未然防止への活用、トラブルが発生した場合にも、早期に原因を特定し、且つ的確な対応を可能とする、当社独自のノウハウとなっています。

当社は、飲食店オーナー様にとって「貸主」と言う黒子的存在ですので、店舗運営を阻む問題が起きた場合は、飲食店オーナー様と問題解消を目指す「共同体」として行動することは“当たり前”と考え、一分一秒でも早いトラブル解決に向け、日々活動しています。

次回以降、過去のトラブル事例に触れながら、具体的な対応について詳しくご紹介していきます。

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