活動・飲食ニュース

「安心安全に出店を決めて頂くために」当社が担うべき役割

2019.12.02

活動レポート

私たちが、出店エリアの情報を隈無く知るという事は、有益な情報をご提供し、出店希望者様を成功に導くためにも、非常に重要視している活動の一つです。

前回、こちらの記事でも触れましたが、エリアを深く把握するための活動「エリアパトロール」を、日々実施しています。
エリアパトロールでは、60にも及ぶ調査項目が記された「駅別エリアシート」という独自ツールを使用して、ネットや地域専門誌などで事前に得た情報を元に、実際に現地へ出向き調査を行います。

活動自体はシンプルですが、実際は多くの情報量を、正確に身につけていく必要があります。

人的状況	・世帯数、所得層・「駅前、店舗向け導線、繁盛店前」のそれぞれの通行人の数、属性、年齢層・大手企業のオフィスや大学周辺の通行量の多い時間帯や通行導線・ランチやディナータイムの人通りの多さ、主要通行人の属性
周辺飲食店	・繁盛店は大手企業の系列か、個人店か・ドミナント出店している大手チェーン店の店名、業態、店舗数・ラーメン、焼肉、居酒屋、イタリアンなど業態ごとの繁盛店・繁盛店の曜日別の満席率、ピークタイム、客層・新規オープン/閉店した飲食店の店名や業態、客層、運営会社
地理的関係	・再開発エリアの実施地、建設予定建造物の名称・大型施設、商業施設、大企業の社名、位置、利用人数・商店街にある店舗の主な業態

他にも、メイン通りや路面店ではない人気店の秘密や集客効果のあるイベントや祭りはいつ催されているのか？など、現地に行かなければ得ることのできない情報を、完全に把握していなければなりません。

そのために、「曜日別・時間別」に、何度も現地へ赴き、時には駅員や駐在所の警察官に街のことを尋ねたり、10分おきに通りを行き来して通行人を観察したりし、地域住民の方と同じ土地勘になる程まで、約1ヶ月もの期間を費やし、徹底的に現地を調べ上げます。

このエリアパトロールの肝は「出店様の気持ちになって調査する」ことです。

「この街で飲食店を成功させたい」という出店者様と同じ気持ちになれば、「必要な情報」「見るべきポイント」「調査するべき対象」がわかります。

出店の意思決定をする際に、そのエリアの属性や特徴を詳しく知ることは、非常に重要なことですが、出店希望者様が、すべての駅の特徴や特性を、詳細に把握することは難しく、だからこそ、出店者様が真に求める有益な情報をご提供するためにも、今日もまたエリアパトロールへ行ってまいります。

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